見出し画像

そして海の先に浮かぶ島へ

長崎港ターミナルビルの建物をそのものを満喫した。
外観は積み木を組み合わせたような、幾何学形態の
複雑な組み合わせで、内部空間もおもしろい。内部を
歩き回っていると、チケットカウンターに列ができ
ていた。ここからは五島行きのフェリーも出ている。

教会が点在する五島列島にも憧れている
どのルートがよいだろうかと考えつつ、列ができていたのは
軍艦島クルーズ。出港まで20分。なんとか列の最後に並んで
思いもよらず、フェリーで軍艦島に向かうことに
フェリーに乗り込んで長崎港に広がる風景を進む
長崎港ターミナルとオレンジの球体。長崎港の建物は面白い
対岸にはガントリークレーンと工場
港に並ぶ船が海面に映り込む風景や
造船所のドックや巨大なクレーンが並ぶ風景を過ぎ
女神大橋をくぐりフェリーは進む
長崎港の風景を振り返りつつ
空に溶けていく水平線。海に広がる風景を楽しみながら
軍艦島へとやってきた
その日は快晴で、波も穏やかで
フェリーはだんだんと島に近づいて船着き場へ
無事上陸。波が高い日は上陸できないことも
島全体が壮大な廃墟となっている軍艦島
風化していくコンクリートや鉄筋に目を止めつつ
要塞のように石やコンクリートで固められた風景の中を
見学ルートに沿って進んでいく
端島炭坑。別名軍艦島。ここは明治日本の産業革命遺産
島全体を俯瞰するパネル。島全体が一つの建物のように見える
かろうじて形をとどめる建物を見上げつつ
朽ちていくレンガやコンクリートが横たわる景色
軍艦島での滞在は30分程度。見学ルートに沿って進む
補強されたレンガの壁。コンクリートの建物も今にも崩れそう
崩れた建物には、コンクリートがらがそのままに
建物は風雨にさらされて、年々姿を変えていくという
正面の建物はあと1年も持たないのではとの説明も
しっかりと今の軍艦島の風景を記憶に止めよう
もと来たルートを引き返しながら
軍艦島に広がる風景を体感した
ここにはかつて五千人以上の人が住んでいた
船着き場に戻ってきた。その先には気持ちのよい空と海の風景
今度はフェリーで、軍艦島の周囲をめぐる
その島は戦艦土佐に似ていることから軍艦島とよばれた
ぐるりと周囲をめぐりつつ複雑な建物の構成を眺める
建築物としても興味深い。内部空間がとても気になる
ぐるりと周囲をまわって軍艦島を後にする
日は高くなり水平線もくっきりと
青い空に様々な形の雲が流れていく
海に浮かぶタンカーの姿も楽しみながら
長崎港へと戻ってきた
長崎港ターミナルから軍艦島へ
軍艦島への思いもよらぬ旅となった
旅のコンパスをSとNへ向けて、まだ旅は続く

軍艦島の内部に広がる朽ちゆく風景

軍艦島。名前は知っていたが、遠い場所にあり、その
アクセス方法も限られていて、実際に訪れることが
できると思っていなかった。ただなんとなく長崎港
ターミナルビルへと立ち寄って見つけた人だかり。

出港20分前に列の最後にすべりこみ、運良く軍艦島
に行くことができた。波が高いと軍艦島への上陸も
できないことがあるそうだが、その日は海も穏やか。
30分程度の短い時間ではあるが、軍艦島に広がる
風景を体感した。島にある建物は毎年の台風により、
その姿形は、だんだんと朽ちて崩れていくという。
長崎への旅で貴重な空間を体験をすることできた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?