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そしてふたたび越後妻有への旅

アートトリエンナーレ。それは3年に一度の芸術祭。
2015年、越後妻有が舞台の芸術祭の魅力にふれた。
豊かな自然の中、点在する自由な作品を巡る楽しい旅。
そして2018年、また越後妻有へ。楽しい旅をもう一度。

前回の旅から3年。2018年の芸術祭の懐かしい思い出


ふたたび大地の芸術祭の里へ
旅の始まりは床に描かれたチョマノモリという作品
前回の旅から3年の月日がたった
そして旅はもう一度ここから始めよう
今度はモグラTVがONAIR中
内部には楽しそうな風景が広がっている
ここには空とつながる気持ちのよい空間がある
中央の池も作品だ。そしてその中で遊ぶ子どもたち
暑い夏の日。水のある空間が気持ちよい
コンクリートの柱と池に描かれたラインが交錯する
池に描かれた絵は角度によってさまざまに印象を変え
視点によって大きく見え方が変化し
そしてある場所では建物を水面に投影する
また芸術祭にやってきた。この作品は前回と同じ場所に
いろんな丸で構成された空間も作品のひとつ
もう一度、ホワイトキューブのMUSEUMや
吊り下げられた人工衛星の作品を見て回る


今回の企画展示は建築家とアーティストによる四畳半の宇宙
いろんな四畳半の庵が立ち並び
外から眺めたり、中に入って楽しんだり
四角と丸が混然となった作品や
まさに家の姿をしているものまで
それらは自由に空間を作り出す
シンプルに線と面で構成されていたり
入り組んだ箱体や空間があったり
いろんな空間と素材が組み合わせられた庵の数々
大地の芸術祭の旅の始まり

大地の芸術祭は、やはり越後妻有山現代美術館から。
刺激に満ちた空間と展示。アートの庭のような場所の
上に空は広がり、水面に建物が投影される。太陽の光は
水面を照らし、子どもたちの声がこだまする。なんて
不思議で楽しい空間なのだろう。また。、旅を始めよう。


キナーレからモネへと、2021年にリニューアルされた
美術館は一層魅力が増している。またいつか訪れたい。

名和晃平氏が作り出す物質感のある作品も。

さまざまな表現の名和晃平氏の作品にひかれている。


変わらないモノの中で、変わっていくモノがある。

2018年の大地の芸術祭の旅のことを思い出しながら
書いている。その3年後に予定されていた2021年の
大地の芸術祭は一年延期され、2022年に開催された。
2021年も参加を予定されていたボルタンスキー氏は
2021年に惜しくも逝去された。新しい作品が生まれる
中で、すばらしいアーティストがいなくなっていく。
でも、作品の記憶は残る。変わっていくモノの中で、
変わらない記憶の中の作品。アートを感じ楽しもう。

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