電信室が伝える当時の情景
空に向かいすっと伸びる3本の巨大な無線塔。1号塔、
3号塔が建つ風景を味わった。無線塔は高さ136mで、
300mの間隔で正三角形に配置されている。もと来た
道を引き返す先に2号塔の姿。そして3本の無線塔の
中央に設置された通信設備であった電信室へ向かう。
下調べすることなく訪れた針尾送信所。コンクリート
の無線塔の風景にひかれてやってきた。案内施設には
ボランティアの方などもおられ、長崎の重要な文化財
として大切にされていることが伝わってくる。無線塔
の内部もみることができるとは思ってもみなかった。
そして、時間が切り取られたような電信室の建物。通路
の先の機械室の空間には、窓から差し込む光が満ちる。
100年の時を越え、当時の面影を伝える痕跡にふれた。
想像以上の空間や情景との出会い。旅をすれば、思いも
よらないものに出会うこともある。さあ旅を続けよう。
もう一度無線塔を。そして電信室の光景も
針尾送信所のジオラマ模型は高校生の作品だった
最後に、針尾送信所の楽しい社会科見学も
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