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曲線だったり直線だったり。風景の中の形をめぐる

ハ角形の建物を後にして


キャンパスの様々な建物をたどりつつ、次に訪れたの
は特徴的な基壇部をもつ大学本部。斜めにせりあがる
壁面と半円の開口部がおもしろい。光によって形は
反転されて影となり、連なる円の影の形を楽しんで。


サインもたよりにキャンパスをめぐり
打ち放しコンクリートにアーチの開口部や
曲線を描く鋼板の庇。気になる形に目を留めつつ
曲線と直線が作る風景をたどり
大学本部の建物へ。足元には曲線を描く大きな開口部
ぐるりとまわれば、斜めに迫り上がる壁とアーチの開口部
それはいくつも連続して特徴的なデザインに
曲面に貼り込まれたタイルに感心しつつ
連続するアーチの開口が作り出す影の形も楽しんで
太陽の角度により、ちょうど半円が大きく見える時間
よく見れば床のタイルも半円に
切り取られる風景と影の形をいろんな角度で楽しんで
ぐるりとまわり正面へ。建物は曲線と直線でデザインされて
いろんな要素が詰め込まれた
楽しい建物を後にして。広場の階段を下りて
見返せば、前庭には曲線を描く彫刻
彫刻を横目に、その先には直線で構成された建物も
この建物はカフェテリア。すっきりとしたデザインで
紫と青の色使いもよい感じ
アプローチを進み、その向かいに広がる
複雑な曲線を描く彫刻のある広場へと
彫刻の影も複雑に円を描く
風車という永廣隆次氏の作品は
曲線が入り組んで複雑なシルエットに
角度によって作品は見え方を変えていく
それは一枚の板が複雑な形で連続するようで
どのように製作されたのかもとても気になる
作品の名前は風車。なるほどこの角度で見れば
心地よさそうなカフェテリア。ゆっくりと
してみたいけど、休日は定休日のようで


大学のキャンパスめぐりを楽しめば、思いもよらない
建物や彫刻との出会いがある。居心地のよさそうな
カフェテリア。木漏れ日の下で、ゆっくりとすごして
みたいと思いつつも、キャンパスめぐりはまだ先へ。

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