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ここには豊かな山と清らかな水がある

鹿鳴庵には美しい時間が流れていた。かやぶき屋根の
民家に刻まれた年月と、小鹿田焼のうつわが醸し出す
やわらかな空気感。名残惜しいけど、次の目的地を
目指そう。そろそろ帰りの時間も近づいてきている。

豊かな山に囲まれた風景の中をひた走る
小野小学校には地元の木材が100%使われている
豊かな山のふもとの魅力的な小学校だ
九州の豪雨で被害のあった場所での対策工事。大変な仕事だ
青々とした山並み。ここは林業が盛んな地域
清らかな水がある所では酒づくりも盛んだ
日田にはいいちこ日田蒸留所がある
時間は16時を過ぎていた。何事も計画が大切だ
片思いでもいい。焼酎のふるさとの風景を目に焼き付けよう

大分県といえばむぎ焼酎。日田はむぎ焼酎のふるさと

大分県日田市には山と水と木の産業観光がある。

豆田町に到着。ここは天領時代の面影が残る町
クンチョウ酒造も閉店時間。うつわが目的の旅なので仕方ない
それでも杉玉を見るとついわくわくしてしまう
同じく煙突も。酒造の風景に心ときめく
ここは小京都とも呼ばれる。天領日田は九州の政治の中心地
きょろきょろしているとめざとくも酒店を発見
木下屋には日田市のお酒がずらりと並ぶ
クンチョウ酒造のむぎ焼酎。リュックからはみ出てもいい
豆田まちづくり歴史交流館。昔の歯科医院はハイカラだ
デザインのこだわりが半端ではない。いろいろ盛りだくさん
奥には日本丸館。増築されて3階建てになっている
日本丸とは薬の名称。ここは豆田の天守閣とも呼ばれている
ひらがなの看板を集めている。せはこれに決まり
マルシェのようなお店のまるせ。また訪れよう


近くに雑貨店のAreas。まるせのお店と共にご夫婦で営まれる
閉めようとされていたが、わざわざ開けて頂いた。
とても素敵なお店だ。そして最後のお土産はこれ。
はちきれそうなリュックでも、これなら問題ない。
日田杉の猫のブローチ。日田人のデザインもよい。

日田木材協同組合の林業の紹介の動画がよい。
この高校生もきっと日田人になることだろう。

そろそろ豆田町ともお別れだ。ここは日田祇園の舞台にもなる
最後に草野家住宅。日田祇園にあわせて夏座敷が公開される

魅力溢れる日田。豊かな自然、清らかな水、そしてお酒。
小鹿田焼が受け継いでる伝統、新しいデザインは日田
の宝。林業はこれからの時代にさらに伸びていくはず。
高層建築にだって木材が利用されている。そして夏を
彩る祇園祭り。祭りは人の心を一つにし時代をつなぐ。
日田の未来は明るく、いいちこも安泰。よい旅に乾杯。

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