マガジンのカバー画像

アートはよくわからない、それも含めて楽しい

60
わからなくたっていい。何か違いを感じることができるなら。日常から離れて、日常を見つめ直すきっかけを探しに、今日もアートに会いに行こう
運営しているクリエイター

#大地の芸術祭

そのトンネルは自然の力を増幅させる

地域の誇りである清津峡。2018年の大地の芸術祭で、 清津峡渓谷トンネルは斬新なアートに再生された。 既存のトンネルに設けられた新たな装置で魅力的な 空間が生み出されている。点がつながり線へ、そして 面で捉えられたトンネルは一連の空間を作り出す。 2021年にはリニューアルされ、斬新なアート空間に。 よみがえった清津峡渓谷トンネル。 そして、光のトンネルはいかにして生まれたか。 さまざまな困難を乗り越え、生まれた唯一の空間。 次に訪れたのは、越後妻有清津倉庫美術館 S

大地の芸術祭といえばやはりこの場所へ

ベルナティオを後にして、大地の芸術祭の旅は続く。 次に訪れたのは農舞台。2015年の旅でも訪れた場所。 大地の芸術祭を象徴する建物に、もう一度会いに来た。 3年前と変わらぬ風景。そしてまたいつか訪れたい所。 この作品は黒板による人と人とのコラボレーション。 花咲ける妻有は農舞台を代表する作品だ。 2015年の旅と同じく、今回も農舞台の空間を楽しんだ 森の学校キョロロは子どもたちのお気に入りの場所。 この地面と一体となるような建物に惹かれている。 そしてまた森の学校

そしてふたたび越後妻有への旅

アートトリエンナーレ。それは3年に一度の芸術祭。 2015年、越後妻有が舞台の芸術祭の魅力にふれた。 豊かな自然の中、点在する自由な作品を巡る楽しい旅。 そして2018年、また越後妻有へ。楽しい旅をもう一度。 前回の旅から3年。2018年の芸術祭の懐かしい思い出 大地の芸術祭は、やはり越後妻有山現代美術館から。 刺激に満ちた空間と展示。アートの庭のような場所の 上に空は広がり、水面に建物が投影される。太陽の光は 水面を照らし、子どもたちの声がこだまする。なんて 不思議で楽

大地の芸術祭への旅で見つけた宝物

2015年、自然とアートにふれる大地の芸術祭の旅も 最後の日。ベルナティオでは館内の宝探し、そして夜は ナイトウォークで昆虫観察やこども祭りを存分に満喫 できた。楽しかったベルナティオを後にし帰路につく。 腹部には雪を溶かすガス燈を備える彫像。 実際のゲームは、手のひらサイズ。 豊かな自然に包まれながら、自由なアートにふれる旅。 考えるよりも、まずは感じてみる。体を動かすことで、 新しい感覚が自分の中に芽生える。五感を意識して、 対象にふれる。そこには、日常にはない刺激

旅行で出会った丸いカタチ

新潟県の十日町市で、3年に一度開催される 大地の芸術祭。建物の中、自然の中、街角に、 宿など、いろんなところにアートが展示される。 旅行の間中、ずっと身近に感じることのできる アートの数々。とても楽しく、五感を使って 体験できる貴重な機会である。 いろんな場所で、いろんな素材、いろんな表現が あることに、驚かされ、感動し、考えさせられる。 旅は楽しい。非日常的な体験が加わるともっと 楽しい。また、アートに出会いに旅に出よう。

鳥のオブジェが持つやさしさやほほえましさ

福岡に来て出会ったニキの「大きな愛の鳥」 ヒルトン福岡シーホーク前の公園に佇んで、 福岡の街を見守っている姿がほほえましい。 後ろ姿にも何ともいえない愛らしさがある。 題名は、「大きな愛の鳥」1993 この作品はふたつのシンボルが結合されている。 エジプト神話のホルスとしての絆と高い精神性と、 ギリシャ神話のキューピッドとしての喜びと幸福。 そのふくよかなシルエット、おおらかな佇まいと、 あらゆる色が入り混じった多様性に愛を感じる。 街中や、旅先で出会う鳥のオブジェの持つ

虹色からイメージされる形とは

最近、カラフルな虹色のバッチを手に入れた。 SDGsバッジとよばれ、SDGsが話題となっている。 17のゴールが設定されているが、具体的な目標で 個人でできる事は少ないけど少し意識的になる。 せっかくなので、私の虹色のイメージや、 体験をいくつかピックアップしてみる。 「煌めくトカゲは後ろを振り返る」 大村洋二朗氏のペーパークラフト作品である。 今にも動き出しそうな感じが気に入っている。 我が家の玄関で、毎日見送ってくれている。 箱根彫刻の森美術館のネットの森である