新入生、オンライン・オリエンテーション!
今日の午前中、中等部の新入生オリエンテーションをオンラインで開催した。
2月1日から始まった複数回の入試。合格発表を経て、本校への入学を決めてからまだ数日しか経っていない中、子どもたちや保護者それぞれに、新たな環境へ向かう不安でいっぱいだ。
ましてや、このコロナ禍。ふだんの生活ですら制限があるのに、4月からの学校がどうなるのか、考えれば考えるほど心配が尽きないと思う。
だから今日は、何よりも「安心して準備してもらうこと」そして「登校する日をみんな待っていること」を伝えようと、各担当がメッセージを届けた。
《自分らしくある》
学年主任が掲げた「大切にしてほしいこと」
すべては、そこに集約される。
・・・
子どもは今日、学校に行っているので・・・
そう話してくださったお母さん。もちろん、参加できなかった児童や保護者へは、録画をYouTubeで届けることにしている。参加してくださった方々には、再確認していただく意味もある。
また、例年であれば学校に集まってもらった日(オリエンテーション登校日)に回収した提出書類は、期間を取って個別に学校へ持参していただくことにした。
お越しいただいた際、細かな質問等にもじっくり答えられ、保護者そして学校にとっても間違いがなくなり、結局、こちらの方がよいのだ。
一斉に学校へ集まってもらうことが当然と考えていたが、それはあくまでも学校側の都合。新入生や保護者の身になっていたかといえば、そうじゃなかったかもしれない・・・
このタイミングで一堂に集まる必要があるのか
そもそもの目的は何か
誰のための会なのか
これまで通りにやれないのなら、抜本的に形を変えざるを得ない。そこから見えてくる、「慣例」という思考停止案件。
集まってもらう必要がある時に、それを満たす場をつくればいい。オンラインを併用すれば、これまで以上のコミュニケーションが可能だ。
・・・
コロナ禍で学んだ「学校の当たり前を見直す」ことの大切さを、今日も強く感じさせられた。
もちろん、参加してくださった皆さんに100%満足していただけたわけではないだろう。
新設校だからこそ「0 to 1」でいこう!と声をかけ合ってはいるが、まだまだいくらでも工夫改善していけそうだ。
https://www.facebook.com/daltontokyogakuen/posts/1051328338695918
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