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新しいチャレンジを始めた時の最初の壁

3日坊主という言葉がありますが、人間は飽きっぽいです。
やろうと決めたことをすぐにやめてしまいます。

以前に継続するコツをnoteでも書いてきました。

今回はもっと最初の段階のスタートしてすぐにやってくる心の壁について書きます。

僕が高校生になってサッカーを始めた時の話です。

Jリーガーやテレビで観た高校サッカーの選手達に憧れサッカー部に入部しました。

すごく楽しみに入部しましたが、最初に感じたのは

「なんか思ったのと違うぞ」

ということです。

最初は基礎の体力づくりやボールを触る、ひたすらパスとトラップの練習を繰り返しました。

とっても地味で面白くなかったです。

さらに感じたのは周りとの圧倒的なレベルの差。自分の下手さが浮き彫りになり恥ずかしかったです。

周りは小さい頃からサッカーをやってた人達で技術が全然違います。1週間くらい練習を続けて思いました。

「もしかして、俺はここで頑張っても報われないんじゃないか。この人たちとはレベルが違う。。」

そしていろんなことを考えだしました。

「中学でやってたテニス部のほうが向いてるんじゃないか。帰宅部で勉強を頑張るのも良いかも。」

サッカーを辞める理由を考えだしました。

これが最初の心の壁でした。

これは何か新しいことを始める。新しい環境に飛び込む。そんな時に誰しもが感じることではないでしょうか。

その時に救われたのが「スラムダンク」でした。

バスケ初心者の桜木花道が成長する物語です。桜木もバスケ部をつまらないから辞めると言いますが、反省して戻ってからどんどん成長していく姿に自分を重ね合わせました。

「そうだよな。最初からうまくいくことなんか無いよな。自分がやると言って始めたことだからちゃんと頑張ろう」

と考え直しました。

その後、一生懸命努力する中で、サッカーも上達して、自分の強みを活かして2年の冬からはレギュラーになりました。

新しく始めた時に「なんか思ったのと違う」と感じるのは当たり前だと思います。

「こんなに大変だとは思わなかった。だからやめよう」

と思うのか、

「こんなに大変だとは思わなかった。だから気合を入れ直そう」

と思うのか。

その考え方の違いで、人生に違いが出てくると思います。

すぐにやめてしまう人はいつまでも自分に向いてることはないかと探し続けます。向いてるか向いてないかは一定量の努力の先で判断できるものです。少しかじった程度ではわかりません。

新しいことにチャレンジする時には、必ず思った以上の困難が立ちふさがるもの。両親の反対や、友達、彼氏彼女の反対などもつきものです。

「こんなに困難だとは思わなかった。だから乗り越えよう」

「こんなに反対されるとは思わなかった。だから認められるまでやりきろう。」

と考えることで、人は成長すると思います。

結果、3年間サッカーを続けたことは自分の誇りだし、すごく自信がつきました。素敵な仲間もできました。本当に良い経験になりました。

しっかりとチャンスを掴める人間になるために大切なことをサッカーを通じて学びました。

これからも新しいチャレンジをする際には粘り強く乗り越えて、成長していきたいです。