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影響を受けたり参考にしているもの 往復書簡#19

画家・タシロサトミさんとの往復書簡19回目です。
前回のタシロさんのSNSの利用の仕方や著作権についてのご意見、SNSが生存確認的になってるというの、私もそうなので一緒だな〜と思ったり、著作権についてはその時その時で法律も変わって来ているので、情報を更新してゆくことも必要だし、その時代の変化を感じる場としてのSNSの速度は良いところでは?と思うところもあるので、マイナス面がありつつも、便利に使えればな〜などと思ったりしました。

さてさて、タシロさんからのご質問

小河さんは、好きな写真家はいますか?
映画や小説、漫画などもふくめ、絵画作品以外で影響をうけたり参考にしている作家や作品あったら教えてください。
往復書簡#18より

タシロさんが書かれてたソール・ライターかっこいいですよね。展覧会行きたかったな。なぜ行きそびれた私! 
いろんな展覧会がありますが、コロナ禍になってからは事前予約制の美術館がほとんどなので、人気の展覧会はちゃんと予定を立てて早めに行かないとダメですね。逃した展覧会たくさんあります。もったいない。

好きな写真家というと、私の場合はあまりピンとくる人はいないのですが、私が学生ぐらいの頃に、アラーキーや篠山紀信、HIROMIXのガーリーフォトなどの流行がありまして、私も父から譲ってもらった一眼レフカメラで白黒写真を撮ったりしてた時期があります。でも私が撮ってたのはスナップ写真で遊びとして。あの頃の写真の現像するまで分からない所が、不便でもあるけどトキメクものであったかな〜と思ったり。
デジカメが出てからも、何台かコンパクトカメラを買って撮ってました。でもすぐに画像で見れるので紙焼きまではあまりしなくなってしまいましたね。そしてスマホが出てきてからは、簡単に写真が撮れてフォトショップなどがなくてもトリミングや色調整ができるので便利になったものだなと思います。そして現像しない。撮りっぱなし。電気なくなったら怖いな。。。データーなんて一瞬で消える。。大切な写真はやっぱり出力しないとダメだな。でもめんどくさい、、、、という日々です。

その他で影響を受けたものとしては、やっぱり色濃いのは演劇かな。
大学時代は第三舞台の鴻上尚史さんが大好きでした。
「朝日のような夕日をつれて」「ハッシャ・バイ」「リレイヤー」「天使は瞳を閉じて」「ビー・ヒア・ナウ」「ピルグリム」などなど。公演があれば見にゆき、脚本も買って読んでました。
特に「朝日のような夕日をつれて」は何度見てもかっこいい。男5人芝居。痺れる。
そして「ビー・ヒア・ナウ」の中に
「いいですか!才能というのは、夢を見続ける力のことですよ!」
というセリフがあるのですが、これは今でもずっと心に響いて、私の核にもなっていると思います。夢を見続ける力を試される場面は人生の中で多々出てきますが、死ぬまで夢を見続けられたら本物だな、そうありたいなと思ったりします。

後は漫画だと岡崎京子、吉野朔実、映画はデビットリンチはめちゃくちゃハマったし、タランティーノも好きだしデルトロのパンズ・ラビリンスは一番好きかもだし、タルコフスキーは綺麗で感動するけど途中で寝ちゃう。アニメに関しては見てる方だけどオタクの人ほどの知識がなく中途半端。所詮サブカル女(死語)程度で大したことはないと自分では思う。今だとNetflixばかり見ていて「平家物語」は今期のアニメの最高傑作だと思う!

なんだか影響を受けたものというよりは、好きな物をダラダラと書き連ねたただけになりましたが、タシロさんは「はまったもの」ってありますか?本でも映画でも、生活の中の何でも。これが面白かった!はまった!というものがあったら教えてください。

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