「サロンのチカラ」050. ◉配信50回特番◉ 人資産形成という専門性で叶えたい景色

2021年8月9日 21:13

「サロンのチカラ」配信50回目を迎える今回は、大変恐縮ですが私の話しをさせてください。
その内容は今叶えたい景色についてです。
個人的な内容で本当に恐縮なのですが、これからのサロン経営のあり方とも重なるので少しだけお時間をいただければ嬉しいです。

今僕が叶えたい景色は、
美容師さん一人ひとりの経験が“らしさ”となり、
それを必要とされるサロンで働き、
人が辞めないサロンが増えることです。

僕は２８間年勤めた化粧品メーカーを退社した後、２０２０年７月に起業してからの1年間、経営業務パートナーとして
サロン経営の実務を代行し、サロンオーナーらしい経営環境づくりをしています。

ここで言うサロン経営の実務とは、
売上を伸ばす戦略の立案や実行、人材の採用・育成、
資金の借入や補助金手続き、
経営に必要な情報収集など多岐に渡ります。

サロンオーナーの不得意分野を代行することで、
その分オーナーには得意分野に集中して貰い、
“らしさ”を活かした経営を叶えるためです。

一般的なコンサルタントと違うのは、
サロンオーナーと同じ目線で体を動かし、一緒に汗をかくことです。

この１年間一緒に汗をかくことで改めて感じたことは、
スタッフさんの経験が“らしさ”につなげられていないことです。

それは、その人らしくない状態であり、
周囲に認められていない状態でもあります。

そうなると、スタッフさん自身は
そのサロンで必要とされていないと感じます。
もっと言えば、そのサロンにいる意味を感じられなくなります。

極端に言えば、
いても、いなくてもどっちでも良いと感じてしまいます。

スタッフさんが辞める原因はここにあると感じました。

そのサロンで将来も働いている景色がイメージできないのです。
だから、自分が必要とされる場所を探してサロンを移るわけです。

そこで現在行っていることは
スタッフさん一人ひとりと向き合い経験の棚卸しをしています。
そして、そこから“らしさ“を言語化し、
ご本人に強みとして再認識して貰っています。
加えて、それをオーナーと共有し、
一人ひとりの“らしさ“を再認識して貰っています。

更に将来のキャリアビジョンをスタッフさんと一緒に描きます。
美容師として、どのように働きたいのか？
どんな美容師になりたいのか？
サロンの中でどのような存在になりたいのか？
どんな役割を果たしたいのか？など
将来の景色を一緒に描きます。

そのサロンで将来も働いている景色をイメージして貰うわけです。
それは、必要とされる自分を描くことでもあるわけです。

冒頭で今僕が叶えたい景色は、
美容師さん一人ひとりの経験が“らしさ“となり、
それを必要とされるサロンで働き、
人が辞めないサロンが増えること。
とお話ししましたが、このような景色を叶えたく
オーナーの“らしさ“だけではなく
スタッフの“らしさ“も引き出し
人の辞めないサロンを増やしたいです。

一般的なコンサルタントは、組織の状態や仕組み、数字を扱うのが専門ですが、
僕はキャリアコンサルタントとして、人の“らしさ”づくりを専門とし、一人ひとりのスタッフさんに関わります。

人の“らしさ”づくりとは、「人資産の形成」と言えます。
スタッフさんは大切で何にも変え難いサロンの資産です。
その人資産の価値を高め、人の辞めないサロンづくりを続けたいと強く思います。

今はご縁がないサロンさまでも新たにご縁をいただき、
オーナーらしい経営環境、人の辞めないサロンづくりを一緒に出来れば本当に嬉しいです。

今回は配信50回特番として
個人的なお話をさせていただきましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

経営業務パートナー
人資産形成の専門家　キャリアコンサルタントの中尾康仁でした。

経営業務パートナーとして、サロン本来の持ち味に集中できるお手伝いをしています。又、無料相談も受け付けています。
詳しくはホームページをご覧ください。
無料相談の受付もホームページ内お問い合わせからいつでも可能です。
http://www.bcp-japan.com

番組へのメッセージは、LINE公式アカウントからお願いします。

今回も「サロンのチカラ」
最後までお読みいただきありがとうございました。
経営業務パートナー　中尾康仁でした。

今回の内容を音声でお聞きになりたい方は下の画像又は文末に添付のURLへどうぞ！

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