「サロンのチカラ」043.面接ですべき３つの質問

2021年6月21日 16:02

スタッフさんの採用に際して必ずされるのが面接。
有意義な面接にするため、今回は問いかける質問について考えます。

最初に、
私が考える3つの質問をお伝えします。

①「これまで諦めず続けたことは何ですか？」
②「これまでで最大の困難をどのように乗り越えてきましたか？」
③「どんな美容師になりたいですか？」

一つずつ説明していきます。

一つ目の
「これまで諦めず続けたことは何ですか？」

これは、努力できる力を知るための質問です。

「努力に勝る才能なし」と言いますが、
努力できるのは才能であり又、努力を続けるのは更に素晴らしい才能です。

「諦めずに続けてきたこと」とは
努力したこと、努力し続けてきたことと言い換えることができますが、
敢えて努力という言葉を使わず質問することがポイントです。

これは、復活する力を知るための質問です。
失敗した時や落ち込んだりした時から復活する力をレジリエンスと言います。

一つ目の努力できる力と併せ持ちたい力が復活する力（レジリエンス）です。

美容師人生を歩む中で愚直に続けないといけないこと、
時には失敗や落ち込むともあるはずです。

これら二つの質問から、これまでその人がどの程度の経験をしてきたのか？を知ることができ、二つの力のレベルを知ることができます。

これは、ビジョン共有のための質問です。

その人のビジョンは、サロンのビジョンと重ね合わせることができるものなのか？

そして、その人のビジョンを叶えるための支援を提供できるのか？

を認識するための質問です。

ビジョンの不一致で離職することを防ぐので、この質問はお互いにとって大変重要です。

マッチングとよく言われますが、感覚でマッチングするのではなく、目的を持った質問で知りたいことを知り、その上で相互マッチングすることが望ましいと思います。

経営業務パートナーとして、サロン本来の持ち味に集中できるお手伝いをしています。又、無料相談も受け付けています。
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今回も「サロンのチカラ」
最後までお読みいただきありがとうございました。
経営業務パートナー　中尾康仁でした。

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