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テント泊デビュー「木曽駒ヶ岳」

テントを買いました。軽くてコンパクトなモンベルのテントです。
寝袋・マット・枕・クッカー、そのほかのアイテムに、それらが全部はいる40Lのリュックも買いました。


これで準備はオッケーなはず。
目的地は、「木曽駒ヶ岳」
昨年、夏の千畳敷カールの写真を見て、その美しさに感動してから今年は絶対に登りたいと思っていました。
あと、標高2900mのうち2600mまではロープウェイで登ることができるので、テント泊初心者にオススメという情報も決め手になりました。


木曽駒ヶ岳はマイカー規制があるので、バスとロープウェイを乗り継いで向かいます。
登山日の7/17は梅雨明けで快晴の予報。大混雑が予想されるので、バス停駐車場で車中泊をして、4時半にはチケット売り場に並びはじめたのですが、

すでに100人以上の大行列で、バスに乗れたのは6時過ぎになりました。

30分ほどバスにゆられながら山道を走り、乗り継いだロープウェイで高低差370mを一気に登ります。

ロープウェイから見下ろす町並みも、見上げる木曽駒ヶ岳も綺麗でした。
そして、到着をして目に飛び込んで来るのが千畳敷カールです!


真っ青な空に、新緑と真っ白な岩肌がよく映えます。
今からここを登ると思うと、ワクワクします。

木曽駒ヶ岳は高山植物の宝庫としても有名です。

可愛いらしい花々に癒されます。

40分ほどかけてカールを登りきると、宝剣山荘と天狗荘が見えてきます。

テント泊場はこの先の頂上山荘ですので、一旦ここはスルー。

でも、このときの時刻はまだ8時半。
ちょっと寄り道して、宝剣岳に登ります。

そこまで距離はありませんが、岩肌がゴツゴツしていて見るからに険しい。

鎖が頼りです。
リュックは下ろして身軽な格好で挑みます。

登頂!

登ってきたカールを見下ろせます。
絶景ですが、のんびりするには少々足元が狭くて怖いです。
帰りも慎重に戻ります。

次に目指すのは、テント場のある頂上山荘です。

中岳を超えると

テント場が見えました。
受付を済まして、設営開始。

手間取りましたが、15分ほどで完了。

山用テントはどれも色鮮やかで綺麗です。

お昼ご飯を山小屋で食べて、テントで小休憩したら、木曽駒ヶ岳山頂を目指します。

ここまで来れば山頂はすぐそこ。

テント場と、ここまで登ってきた道が一望できます。

日帰りであれば、ここで来た道を戻ってもいいのですが、今回はまだまだ時間がたっぷりあります。

次の目的地、もう一つのカール「濃ヶ池」を目指して進みます。

「馬の背」と呼ばれる稜線は、素晴らしく気持ちのいい道でした。

稜線の途中で、右に向けて下ります。
この看板から15分ほどで濃ヶ池に到着です。

雪がまだ残っていて、下からは綺麗な雪解け水が流れています。

雄大な景色に囲まれて、聴こえるのは水の流れる音と鳥の鳴き声だけ。
のんびりするには最高のスポットでした。

リラックスタイムが終わったら、ここから宝剣山荘に向けて登っていきます。

道中、登山道に雪が残っている箇所が2つありました。

スリルを楽しむ気持ちと、足滑らしたらただじゃ済まないなという緊張感を抱えながら進みます。

宝剣山荘を経由し、テント場まで戻ったら、夜ご飯を作ります。

peaksで紹介されていた、シーフードカレーヌードル

シメはご飯を投入します。


お腹を満たしたら、残りの山時間を満喫します。

日没前、雲海の三沢岳


雷鳥親子を誘導するスタッフさん


深夜0時の天の川



朝日


雲海


山泊の特権のオンパレード。

テントを購入したことで、登山の楽しみが大きく広がりました。

いつかは縦走にもチャレンジしたいです。

それでは、また次回。

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