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ブランドストーリーを作ろう その6 企業は人である

法人とは、自然人以外の法律によって「」として権利、意義を認められる組織のことを指します。つまり、法律によって「」と定められています。

人生を考えてみましょう。

生まれから親の愛情を受けて育ち、成長の過程壁にぶつかり失敗し、出会い、成功、また、新たな壁、失敗、成功という経験を経て成長します。

一生懸命生きている人、挑戦している人であればあるほど、失敗や挫折を経験するものです。そこから学び、さらなる成長への糧にする人を周りの人は応援したくなるものです。

夏の高校野球で準優勝となった仙台育英の須江監督の「人生は敗者復活戦」という言葉は多くの人の共感を誘いました。

日本人は昔から「判官びいき」などと言われますが、単に弱いから応援するのではなくて、弱者であっても挑戦する姿、大きい相手に立ち向かう姿に魅力を感じるからです。

企業は天才ではなく「努力の天才」であるべきです。ブランドストーリーにも、弱さや失敗を糧に成長、成功を目指す姿勢を取り入れてみましょう。

ベンチャー企業であれば、そのような姿勢を見せることに抵抗がないかもしれません。しかし、成長するに従って「信用が落ちるのではないか」という思いから弱さを見せることにためらうようになるかもしれません。

もちろんすべてをさらけ出して良いというわけではないでしょう。現在進行中の課題への取組みで、たとえ「挫折」したとしても、「黒歴史」になったとしても、それらの取り組みを全て将来のブランドの糧とすることができるように記録、記憶に留めておくことが重要です。

企業の失敗や苦労のストーリーが自社の貴重な資産になっていくことを伝えている番組がNHKの「神田伯山のこれが我が社の黒歴史」です。

名だたる大企業の失敗、黒歴史を神田伯山が講談にして語る番組です。キン肉マンとかいろんなキャラクターのフィギュアのコマ送りの演技も面白いです。失敗から学ぶことの意義を教えてくれる番組です。

もちろん失敗が原因で倒産したなんてなると話のネタにもならないんですけど。。

参考文献はこちらです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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