Purpose-Driven Branding ユニリーバの事例
英語でマーケティングを学びます。今回はユニリーバのパーパスについてです。
「ユニリーバ・コンパスの核心は、持続可能でパーパスフルなビジネスは私たちが奉仕する会社やブランドがステップアップし、今日のもっとも切迫し深く根差した課題に、リップサービスではなく、積極的に関与することを望む何十億もの人々とつながりことによって長期間の優れたパフォーマンスを引き起こすことができるという信念です。」
英語を日本語に翻訳しようとすると一文が接続詞や代名詞によってすごく長くなっているため、翻訳文自体もすごく長くなってしまいます。
上の文も読んでいる際には、「この接続詞はここにかかっている」とかを意識しながら実際には、by とwhoのところでいったん切って理解するようにしています。
英文読解の際は、長文ほどどこで切れば理解しやすいか考えながら読むのがおすすめです。
さて、この発言はユニリーバのCEOのAlan Jope氏のものです(2020年のAnual Report)。
ユニリーバは化粧品・トイレタリー、食品など多くのブランドを持つグローバル企業です。総売上は601億ユーロ(約8兆2500億円)(2022年12月)です。
ユニリーバのパーパスは、
「サステナブルの暮らしをあたりまえにする」です。
そして、注力すべき3つの要点を掲げています。
・Improving the health of the planet
地球の健康を改善すること
・Improving health, confidence, and wellbeing
人間の健康、自身、ウェルビーイングを向上させること
・Contributing to a fairer ant more inclusive world
より公正で、より包括的な社会に貢献する
これらの要点をブランドの活動レベルにまで落とし込んでいることでサステナビリティへの取り組みがブランド強化へとつながっています。
参考文献はこちらです。
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