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【楽曲解説】リアライズドブルー

ついにこの曲のターンが回ってきた。

ライブにも足を運んでくれてるような方には言わずもがな、うちのバンドの代名詞的な曲。

この曲は色んな意味で本当にSheepdogs in the Hollowとしての最大のターニングポイントだったなぁ、
コスモナウトがそれまでの代名詞だったけど、この辺りで一つマスターピースを作りたいと思って書き始めたのがきっかけ。

多分この時点でバンドの歩みのマイルストーン的になっていた曲がコスモナウト、carpe diemの二曲だったんだけど、一旦その流れに区切りをつけたかった。

だから勝手にトリロジー(三部作)集大成と銘打って、勝手に凄まじい使命感を持って書いた記憶がある。

キーはあえて始まりであるコスモナウトと同じだったり。

うっすら間奏でコスモナウトのリフが鳴ってたり。

歌詞にもギミックを多々仕込んでいて、歌詞の一番は「コスモナウト」、二番は「carpe diem」をオマージュした内容になっていて、大サビから一気に「これから」の自分たちを讃えるような構成になってたり。

遊び心は大事にしつつ、自分やメンバーやこれまでバンドを支えてくれた人に向けた全身全霊の思いをぶち撒けたい!
って気持ちが十分に表れてくれた曲になってくれたと思ってるし、そうであってほしい。

あとは曲名。

リアライズドブルーは造語だけど「実現した青写真(=予想図)」っていう意味が込められているのです。

過去の自分が、この瞬間の自分が、立ち止まって顔を上げたり辿ってきた道を振り返った瞬間に、いつだってそこにはかつて描いた「誇れる今」があって、それを思い知るたびに何度でも生まれ変わって前へ進んで行ける。

いつの日か自分が思い出してこの曲を聴いた時にも同じ気持ちでいれるように、どこまでも蒼い曲になって欲しかったんですよね。

皮肉にもこの曲を最後に元メンバーが全員離散して新たな仲間が増えたりもあったっけな。

色んな記憶や思いが乗っかって、これからもきっと自分の愛する曲であってくれると自信を持ってお伝えできる。

この後迎えた激動のアルバムリリースツアー、仙台からの帰り道に全員で感極まって車でこれ聞きながら泣いた思い出は一生忘れん。

流石に文量が多くなってしまうな、あとはまた別の機会に。

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