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士業経営の落とし穴 tips 家康公遺訓にみる現代処世術⑦ラスト

最後に・・・

繋がっていないように見えるものがすべて繋がっていると見抜くことの大切さを言葉にしたものが、家康公遺言かと思います。

儒教の孔子の思想や哲学をベースにしていますが、この日本の土地の実戦で練り上げられたものであり、現代に続く日本人の精神の基盤になっていると感じます。

現代に生きるわたしたちも、その遺訓の本質に触れて、いわゆる「劣等コンプレックス」を乗り越えることが求められます。
劣等感を使って人を支配するようなことをしない大人にならなければなりません。
この遺訓は、お子様から卒業して大人になることがすべてだと説いている、というのが私の捉え方です。

自分自身もまだまだ遠き道をいっている最中です。

重荷は、生きれば生きるほどどんどん増えていくと思います。
遠き道どころか、ひどい崖を登っているくらいの感覚です。
重きものを背負いながら、とても急な崖を登っています。手を離してはなりません。怒りに任せて手を離すと、もちろん楽になります。実際は真っ逆さまに墜落しているだけ。

しかし、それではこの世に生まれた甲斐がないので、しっかり崖に手をかけ足をかけ登っていきたいものです。
大変なのですが、登れば登るほど、見える世界が変わってきます。見える世界が変わってくるということが、世界を知るということであり、世界が分かるということです。

この知って、分かることが、何よりも生きがい、内的動機、適切なモチベーションに繋がると感じています。

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