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Lordi / Abusement Park(1984)

総合評価 ★★★★★

USにおける第一次メタル黄金期である1984年ににリリースされた音源。いやぁ、やはりこの頃のメタルが好きなんだなぁと再確認。他の時代にももちろんそれぞれ良さはあるけれど、なんというか心が揺さぶられるものがある。だいたい名盤とされていたアルバムはこの頃のものが多いしね。しかしこのアルバムはなぜリアルタイムで大ヒットしなかったのだろう。1984年ならアメリカでミリオン行っていてもおかしくないクオリティ。隠れた名盤。最近いろいろ出ている80年代リバイバルの良盤に引けを取らない、むしろ最高峰の一枚。

スプラッターなアニメーションのクリスマスソングMV(閲覧注意)もなかなか良い。

01 SCG Minus 4: The Carnival Barker ★★★

サーカス、歪んだクリスマス的なイントロ。いつもの寸劇。

02 Abusement Park ★★★★★

勢いの良いリフ、おお、黄金期のメタルだ。エイトビートにパワーコード、シンガロングなコーラス、これぞ80年代メタル!

03 Grrr! ★★★★★

時代を感じるリフ、ちょっとスコーピオンズ的な横ノリのリフ。ルドルフシェンカーが弾きそう。WASPみたいなサビ。ギターソロが来そうなところでチューバッカのモノマネが入る。何故だ笑 エピソード6が公開された後だからかな。

04 Ghost Train ★★★★☆

ベースリフ、ちょっと煌めくキーボード、メロディアスなボーカル。やはりメタル黄金期のアルバムは良い。

05 Carousel ★★★★☆

バラード、ダミ声が少しWASPのブラッキーローレス的かも。コーラスでテンポアップして華やかなコーラスへ。やるな。あと、YouはShockのリズムだな。偶然だろうけど。

06 House Of Mirrors ★★★★☆

なんとなくアリスクーパーっぽさを感じるが、スクールズアウトのリズムだからか。いや、むしろこれWASPだな。いやぁ、これ名盤だな。

07 Pinball Machine ★★★★☆

ピンボールの音から。ザクザクしたギターが入ってくる、スコーピオンズ的。ボーカルスタイルはシャウトを取り混ぜつつ飛び道具的。スコーピオンズというよりアクセプトだなこれ。ウドのボーカルスタイル。

08 Nasty, Wild & Naughty ★★★★★

迸るような80年代メタル。デンジャーデンジャーとかウォレントとか。今聞くとなんだかんだ80年代メタルが好きだったんだなぁ、と気づく。華やか。

09 Rollercoaster ★★★★★

アップテンポに。いちいち心のツボを押してくる曲が目白押し。少し緊迫感があるリフが憎い。まさにローラーコースター。まぁ、歌詞はローラーコースタートゥヘル(地獄行き)なんだけど笑。少しダミアン浜田感もある曲。丁寧に作曲されています。途中でヒンドゥースケールが出てくる。凝ってるなぁ。

10 Up To No Good ★★★★☆

カモンフィールザノイズみたいな始まり…と思ったらルックスザットキルのリフに。クワイエットライオットとモトリークルーの魔改造。Killection収録曲。

11 Merry Blah Blah Blah ★★★★☆

クリスマスソング。何故だ笑(2回目)。まぁ、ヘアメタルバンドはクリスマスソング出したりしてたのかなぁ。まあ、フィンランドだしね。サンタがいるのはフィンランドですよ。お膝元。


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