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【反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」】(著:草薙龍瞬)を読んで

本書からのアクションプラン
【相手を理解する】

YouTubeでも要約動画が多数上がっている本書、読んでみる事にしました。
が、難しい本でした…。

1、理解するとは

悩みを理解する。
受け入れるのではなく、「ある」ものを「ある」と理解する。
心とは求めつづけるもの。それゆえに渇きつづけるもの。そもそもそういうものだと理解する。

もう、この時点で難解ですね…。
実践してみないと、何とも言えません。
つまるところ、本書のタイトルでもある「反応」を因数分解した結果、「あるものをある」と理解するに至る…でしょうか。

そして「正しい理解に反応はない」との事。
確かに、自分でアレコレ考えてしまうのは「反応している」事になります。

本書の中であるエピソードが紹介されていました。
炊き出しの際、酔っ払いが暴れています。怒声を上げる酔っ払いに、著者はその言葉を否定せず、ただ理解に徹したのです。
具体的に言うと、傾聴のテクニックでもあるバックトラキング、つまりオウム返しをしていました。
結果的に酔っ払いは著者に心を開き、2人は友人となったのです。

怒声に対し怒りや敵意で反応していたら、こうはならなかったでしょう。
まさに「反応するな、まず理解せよ」の象徴的なエピソードだと思います。

ちなみにこのエピソード、かなり要約して紹介しましたが、この部分だけでも本書を読む価値はあると思います。

2、自分を肯定する

本書は【「最高の納得」にたどり着くために】、という言葉で締め括られています。

自分を肯定し、心によりどころを持つこと。
「この道を歩んでいけばいい。きっと納得にたどり着ける」 と、人生を信頼できるようになる。
今日をよく生きることだけ大切にしていれば、きっと「最高の納得」へとたどり着ける。

自分にとって「この道」とは何なのだろう?
と自問自答している今年は読書ブーストしているのですが、答えは見つかりません。
(サッカーが好き、とコアラーズが好きは間違いないのですが)

とりあえずは、本書で学んだ「相手を理解する」を、先の傾聴と上手くミックスさせて人生の幅を広げたいです。

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