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裏方だった僕が自身のYouTubeチャンネルを開設した日

note内のサークルで「Crazy about Thailand」を運営しています。
「タイが好き」「タイに移住したい」「タイで起業したい」といった方々へ向けサークル内限定記事を公開したり、Slackというチャットツールを使ってメンバー同士コミュニケーションを図ってもらうなど、1人でも仲間を増やしてもらいたいとの想いで立ち上げました。
現在、37名の方が参加しています。
https://note.com/yasuharu_nishio/circle

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裏方から出演者になったきっかけ

ここnoteで何度か書いているように、僕は以前、カヌンというタイ人スタッフを使って「激旨!タイ食堂」のYouTubeチャンネルを運営していました。
僕はこのチャンネルに出たのは、カヌンの出演最終回とあと1回だけです。
この1回はすでに公開しておらず、noteのサークルメンバーだけが観れる限定公開にしています。
気になる方はぜひサークル「Crazy about Thailand」に入ってみてください!

それまでも僕は他の出演者を使ってYouTubeチャンネル運営をしたことがありましたが、自分が主演して運営してきたことはありません。
その理由としてはまず、「喋り」が上手くないことです。
YouTuberといえば喋れてなんぼのものっていう印象もありましたので、僕はYouTubeとミスマッチだと思っていたし、そのうえ「目立ちたがり」でもない。
そんなわけで、自分がYouTubeに出たいという気持ちは1mmも沸いたことはなく、僕は撮影や編集などの裏方にずっと徹してきました。
じゃあなぜ、裏方だった僕が自分のYouTubeチャンネルを立ち上げようと思ったのか。
そのきっかけを今回の記事には書いていきます。


自分自身をブランディングしなければ生きていけない

「激旨!タイ食堂」のYouTubeチャンネルでカヌンを起用してからというもの、独特なキャラクターが当たり、チャンネル登録者数はぐんぐん伸びました。
それに比例するように彼女の知名度もアップ。
問い合わせも含め、たくさんの反響をいただきました。
旅行業界未経験だった僕が、2年目で黒字化へ持っていけたのはYouTube戦略が当たったことも大きく、動画の影響力は今後さらに増していくだろうと感じた時です。
これからもカヌンをYouTubeで使いもっと知名度を上げていこうとは思っていましたが、反面、不安な点もありました。
うちの会社が、カヌンへの依存度が高くなっていっていることです。
このまま彼女の影響力が増していけば、会社はさらに潤うかもしれない。
でもそれは「諸刃の剣」にもなっていきます。
カヌンがうちの会社でずっと何年も働き続けるなんていう保証はどこにもありません。
他会社が高額の月給を提示して引き抜きをかけてきたら、彼女だって考えるでしょう。
知名度が上がればその可能性も高くなってくる。
会社を存続させていくには、カヌンだけに頼っていては危ない。
不安定要素が極力少なく、かつ自社の知名度を上げていくには他にどんな手があるか。
経営者としての経験なんて2年ほどしかない僕が、頭をひねってひねって考えた結果、自分自身をブランディングしていくしかないとの結論に至りました。


撮影機材を揃え始める

自分をブランディングしていく近道はなんだろうと考えたとき、やっぱりYouTubeでした。
とはいえ動画に出るのは苦手だし、喋りが上手くないから面白い動画にならなさそうだし。
ブランディングはYouTubeしかないとは思いつつも、とにかく考えることがマイナスのことばかり(笑)
それでも自分自身へ必死に呪文をかけ、YouTubeへ乗り込むことを決意しました。
そこでまず考えなければならないのは、他YouTuberとの差別化がどこで図れるかという点です。
まずトークでは敵わないのでそこは諦める。
じゃあ口数が多くない分、映像にこだわろう。
バンコクで映像にこだわってYouTubeを運営している人はあまりいなかったので、ここなら差別化を図れると思ったわけです。
僕は撮影機材を一式揃えることにしました。
カメラやらレンズ、マイクなど一式揃えたところ、日本円で30万円以上の出費でございます。
本気の度合いが分かっていただけるでしょう。

インスタとツイッターから動画デビュー

動画に出るとは決めたものの、目立ちたがり屋でもない僕がいきなりYouTubeってのはハードルが高い。
そこでまず、1分ほどのショート動画を作ってSNSからデビューをすることにしました。
1分程度の動画なら喋らなくてもいいし、手間が少ない分、たくさん投稿できる。
そして、初めてセルフで撮影し顔出しをした動画をインスタでアップしました。
2019年9月のことです。
https://www.instagram.com/p/B2Le_BQn8Sn/?utm_source=ig_web_copy_link

上記の動画をアップしてから、SNSでのショート動画をがんがんアップしていきます。
これによって動画に出演することのハードルが徐々に下がっていく。
そのうえインスタとツイッターのフォロワー数が増えていったのは予想外でした。

2019年12月1日 NISHIO TRAVELスタート

SNSでのショート動画をアップし始めたころから、YouTubeのスタートは2019年12月と決めていました。
その日までにいくつかの動画を撮影して、週に1本は定期的にアップできるよう準備していたわけです。
テーマは旅行会社なので「旅」。
チャンネル名に自身の名前と「旅」を表す「TRAVEL」を入れました。
1本目として選んだのは場所は、タイ深南部のヤラー県です。
タイ深南部のヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県などでは、イスラム武装勢力によるテロが時々発生。
外務省からは危険度レベル3に指定され、「渡航中止勧告」が発出されている地域です。
そういった理由からこの地域へ訪れる人は少なく、きちんとYouTubeで取り上げた日本人を見たことがありません。
だからヤラー県を選びました。
僕が以前から深南部に興味を持っていたこともあります。

そうやってタイ深南部からスタートした僕の旅系YouTubeでしたが、2ヶ月後コロナ禍に見舞われ定期的な動画が不可に。
自炊動画などを経て今は食レポとしてのチャンネルとして運営しています。

あのとき僕がYouTubeへの参入を躊躇っていたら。
当時知る由もなかったコロナ禍に見舞われながら会社を運営できていただろうか、と考えることがあります。

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僕のnoteでは「タイへ移住したい」もしくは「タイで起業したい」と思っている方や、海外在住での発信をどうやったらいいか悩んでいる方の一助になれるような記事を投稿しています。
ひとつひとつの記事が1人でも多くの方に役立ってもらえれば幸いです。

★2021年11月に開催される「イーペン祭り」のチケット販売を開始しました。
僕も同行しますので一緒に楽しみましょう!
https://tripull.asia/yeepeng2021/

【西尾のSNS】
Twitter:https://twitter.com/nishioyasuharu
Instagram:https://www.instagram.com/nishioyasuharu/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCSOUPjpJpvklBZnFzGWNueQ

Photo: @chachachan.foto(IG)
https://www.instagram.com/chachachan.foto/
ブログで使っている僕の写真を撮影してくれたのは西山カメラマン。
僕がバンコクで「一番上手い!」と思っているフォトグラファーですので、インスタをフォローしてあげてください!

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