わずか2安打。。解決策は○○選手!?
中日ドラゴンズは29日、本拠地で広島カープと対戦し、0対1で敗戦しました。開幕直前の故障で離脱していた高橋周平選手が1軍に復帰し、「3番・二塁」でスタメン出場しましたが、完封負けを喫しました。
高橋周選手が1軍復帰も
立浪監督が現役時代に背負った背番号「3」が1軍の試合でとうとう姿を見せました。開幕直前の故障で出遅れていた高橋周選手です。いきなり「3番・二塁」でスタメン出場を果たしましたが、3打席とも内野フライに倒れ、チームも2安打完封負けを喫しました。
絶好調だった大島選手がこの日1軍登録を抹消され、竜打線は試練の時を迎えています。セ・リーグの打率ランキング1位(28日現在)の大島選手を欠くことはチームにとって大きな痛手です。しかし、なんとか策を講じなければズルズルと負けが続いていきます。
この日は試合前まで打率3割を超えていたA・マルティネス選手をスタメンから外し、高橋周選手を起用した立浪監督。さらに、チームトップタイの打点15を記録する阿部選手を二塁から左翼に移す新陣容で挑みましたが、広島先発・大瀬良投手の前に全く機能しませんでした。
溝脇選手を起用してみては
打線を活性化させるため、様々な手段を講じなければいけません。その中でも特に溝脇選手を遊撃で起用するのが現状の最善策だと考えられます。溝脇選手は野球センスに溢れ、広角に安打を打ち分けることができます。ただ、好調時に故障し、離脱するシーズンが続いていました。
今季はここまでベンチを温める日が続いていますが、開幕3戦目には立浪竜に初勝利をもたらす適時打を放つなど、存在感を強めていました。そんな溝脇選手を「2番・遊撃」で起用することで、打線が活性化する可能性があると考えます。
溝脇選手は小技もでき、様々な作戦を遂行することができます。1番打者が出塁した場合、犠打でもエンドランでも盗塁を補助することもできます。様々な選択肢が増え、長打だけではなく小技で試合を動かしていくことができるのです。
打線の組み替えも
溝脇選手を起用するほかに、打線の組み替えを行うことも改善策の1つです。この日は平田選手が1番、岡林選手が2番を務めました。この並びを入れ替え、3番からは木下捕手・ビシエド選手・阿部選手と続きます。そして復帰した高橋周選手は6番、もしくはA・マルティネス選手を「6番・左翼」で起用し、その場合は阿部選手を二塁へと戻します。
岡林選手の今後の成長を期待して「1番・中堅」に据え、右打ちができる平田選手を2番で起用。打率が上昇してきた木下捕手を3番で起用することで打線が繋がる可能性に期待します。4番・ビシエド選手の後にはしぶとい打撃ができる好調・阿部選手を起用し続け、6番以降は自分の打撃を優先させる打順を組むことが現状は良いと考えます。
明日以降の打順に期待
現状、中々打てない竜打線。若手選手を起用していることもあり、すぐには事態が好転することは難しいでしょう。しかし、あらゆる策を講じ、現状を打破することでチームは再び波に乗っていけます。起爆剤として溝脇選手を起用するのか、それとも打線を組み替えてスタメン選手の復調に期待するのか。明日以降、どのような打順で挑むのか注目です。
【出典】
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