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1安打完封勝利!光った伊藤選手の活躍

 中日ドラゴンズは11日、敵地でヤクルトと対戦し、2対0で勝利しました。先発・岡野投手が5回を無安打投球、リリーフ陣もわずか被安打1に抑える圧投を魅せました。打線は、ビシエド選手を「4番」から外す新打線で挑みました。

コロナの影響で昇格

 投手陣が強力ヤクルト打線をほぼ完璧に抑え、前日の試合に続きA・マルティネス選手が先制本塁打を放つなど、2夜連続で同じような展開となったこの試合。そんな試合に貴重な追加点をもたらし、勝利を決定づけたのはこの日出場選手登録された5年目・伊藤康祐選手でした。

 高校時代の同級生・鵜飼選手が新型コロナ陽性判定を受け、1軍に昇格してきた伊藤選手。スタメンこそ外れましたが、途中出場で大活躍を魅せました。

今季初安打&打点

 出番がきたのは7回。代打で出場し、フルカウントから遊撃へ内野安打。得点には結びつきませんでしたが、今季初打席で安打を放ちました。

 その後中堅の守備に就き、9回に迎えた第2打席。1死一、三塁と絶好のチャンス。前日同様、1対0と緊迫した場面で喉から手が出るほど欲しい追加点。そんな想いが通じたのか、当たりは高くバウンドするニゴロ。併殺崩れの間に三塁ランナーを迎え入れ、貴重な追加点を挙げました。

 記録はニゴロですが、チームにとって非常に大きな追加点を叩き出した伊藤選手。途中出場ながら渋い活躍を魅せ、チームの勝利に大きく貢献しました。

2夜続けて文句なし!

 もちろん、接戦を演出したのは投手陣の好投でしょう。先発した岡野投手は被安打さえ許さず、リリーフ陣も見事に抑えました。この日は8回にロドリゲス投手ではなく、清水投手を送った立浪監督。22歳の清水投手が1点も許されない緊迫した場面で見事に結果を残し、成長した姿を魅せています

 この日、「4番」に入ったA・マルティネス選手も2試合連続の本塁打を放ち、絶好調を維持しています。前日とは違い、左翼へ特大本塁打を放ったA・マルティネス選手。打撃陣が苦しむ中、一振りで勝利に導いています。

打線は模索中

 一方の打線は、ビシエド選手を不動の「4番」から「6番」に、そして「1番」には渡辺選手、「2番」には福留選手と大幅にメンバーを入れ替えました。しかし、上手く機能したとは言えず、10安打を放つも2点に終わりました。

 まだまだ打線は模索中。好調な選手もいるだけに、なにかキッカケを掴めると良いなと感じます。次戦は一体、どのようなオーダーで挑むのでしょうか。

【出典】
プロ野球 - スポーツナビ (yahoo.co.jp)

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