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エースへの第1歩!竜の宝は来季も輝くか【中日ドラゴンズ・契約更改】

 若竜の中で、最も台頭した選手と言っていいでしょう。プロ2年目・高橋宏斗投手です。今季はプロ初勝利を含む6勝を挙げ、中日から唯一侍ジャパンにも選出されました。

 24日に行った契約更改では、2100万アップの3500万円でサイン。期待の星からエースへ。来季は今季以上に大切な1年となります。

計算される投手に

 打線の援護があれば、さらに勝ち星を伸ばしていたであろう高橋宏投手。セ・リーグの奪三振ランキングでは堂々の3位。規定投球回には達していませんが、各球団のエースに負けない成績を残しました。

 プロ1年目は1軍登板がなく、今季は期待の星として1年間戦いました。しかし、来季は先発ローテの一員として、ある程度勝ち星を計算されたシーズンとなります。

 今季同様、登板間隔を中10日ほど空けて登板するのか、他投手と同じく中6日で登板するのかは分かりません。

 大きな故障を回避するためには中10日ほど空けた方が良いですが、いずれにしても7、8勝、もしくは10勝以上期待されると考えます。

上手くいけば・・・

 来季の先発ローテは、涌井秀章投手の加入によって例年以上に強力となっています。まだ秋ですが、ここまで先発ローテ6人の名前がスラスラとでてくるシーズンは、ここ数年ないと感じます。

 大野雄大投手、柳裕也投手、小笠原慎之介投手、松葉貴大投手、涌井投手、そして高橋宏投手。全員が2ケタ勝利できる力を持っており、全てが上手くいけば日本一も視野に入ります。

 高橋宏投手は竜投に欠かせない存在になりました。故障さえ避ければ、最下位からの逆襲は十分成功します。

 高橋宏投手の活躍がチームの命運を左右するとまでは言いませんが、キーマンの1人になることは間違いありません。

吉見さんとは違うエース像

 150㌔を余裕で越える直球は、まさに竜の宝。エースへの第1歩を踏み出すことに成功した1年だったでしょう。

 そして来季はさらなる高みへ挑むシーズンです。同じ背番号「19」を背負った吉見一起さんとは違うエース像へ、新たな一歩を踏み出せるのか注目が集まります。

 皆様はどのように考えますでしょうか。

【参考サイト】


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