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【中日ドラゴンズ】高橋宏斗さん無失点&途中出場の選手が輝き放つ ~12日・練習試合~

ドラゴンズは12日、サムスンと練習試合を行い、7対0で勝利。前日に続き、連勝スタートを飾りました。若手と中堅が融合し、引き締まった試合を見せてくれました。

順調な調整ぶり

侍ジャパンに選出されている高橋宏斗投手が先発。3㌄を被安打1、無失点に抑えました。

話題となった投球フォームは、昨季に近い投球フォームを披露。直球が走り、球威も抜群でした。

この日はスプリットの精度が良く、4つの三振を奪いました。直球はややばらついた場面もありましたが、まだ対外試合初戦。球威はあっただけに、心配する必要はないと考えています。

圧倒的な投球というわけではありませんでしたが、持ち味は十分に発揮。WBCがあるとはいえ、この段階で3㌄を無失点に抑えられたことは好材料です。

リリーフ陣がさらに強力に

リリーフでは、プロ12年目の田島慎二投手とDeNAから移籍してきた砂田毅樹投手が安定感ある投球を披露。

田島投手は直球と武器のスプリットが抜群。低めに球を集め、順調な調整ぶりを見せました。

砂田投手は変化球のキレ味が抜群。カーブ、スライダーをテンポ良く投げ込み、三振を2つ奪いました。

リリーフとして実績のある田島投手と砂田投手。シーズン中、苦しい場面での登板が想定されます。この日の投球を見せてくれれば、リリーフ陣がさらに強力となります。

持ち味を発揮

打線は中盤にかけて繋がりました。スタメンでは細川成也選手と新人の田中幹也選手が鋭いスイングを見せました。

細川選手は第1打席、お手本のようなセンター返しで安打を記録。前日は本塁打を記録し、好調を維持しています。

ボール球の見逃し方も良く、堂々と見送っているようにみえます。第3打席は粘って四球を獲得。打線に足りない長打力を持っているだけに、このまま好調を維持すれば、出場機会が増えてきそうです。

田中選手は安打こそ生まれませんでしたが、2打席とも鋭いスイングで印象に残りました。積極的に打ちにいくスタイルで、第2打席は強烈な一直。二遊間のレギュラーにまた1歩近づいたと感じます。

チャンスで存在感

途中出場では、プロ2年目の味谷大誠捕手と6年目の伊藤康祐選手がタイムリー。育成の樋口正修選手と新人の山浅龍之介捕手もタイムリーを放ち、アピールに成功しました。

三好大倫選手は2盗塁を記録。途中出場でチャンスを演出する盗塁を決めたことは大きな収穫。チームにとって、三好選手の起用法が広がったと感じます。

中々チャンスが生かせない中、途中出場の選手が結果を残したことで、試合が優位に進みました。

チャンスでの得点は今季も課題です。この日途中出場で活躍した選手は、立浪監督の眼に特に輝いて映ったでしょう。

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