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石橋さんが攻守に躍動!突如動き出した正捕手争い【中日ドラゴンズ・8月24日】

 試合前、正捕手の木下拓哉捕手が出場選手登録を抹消され、石橋康太捕手が1軍に昇格。前日(23日)の試合で5番を任され、ここまで98試合に出場していた木下捕手の抹消に驚きましたが、石橋捕手が攻守に大暴れ。敵地・東京ドームで巨人に4対1で勝利し、最下位脱出がみえてきました。それと同時に、竜の正捕手争いが白熱しそうな予感です!

貴重な追加点

 昇格即スタメン。21歳の石橋捕手が「6番・捕手」でスタメン出場。守備はもちろん、打撃も期待しているぞと言わんばかりの打順に、見事結果で応えました。

 2点リードで迎えた3回の第2打席。二死1、2塁のチャンス。試合を優位に進めるには、追加点が欲しい場面。ここで石橋捕手は、巨人先発・井上温大投手が投じた初球の変化球を見事に捉え、適時二塁打を放ちました。

勝利へ導くリード

 守備では先発・松葉貴大投手を見事にリード。テンポ良く打ち取る松葉投手の持ち味を最大限生かし、6㌄を球数72球。四死球も許さず、松葉投手の6勝目をアシストしました。

 8回に1点は奪われましたが、勝利の方程式も見事にリードし、勝利へ導きました。試合を最後まで壊さず、巨人の4番・中田翔選手、5番・岡本和真選手に対しては安打さえ許しませんでした。

あああ

 現在、竜の正捕手は木下捕手が務めていますが、石橋捕手の力強い打撃と巧みなリードは、常に可能性を感じさせます。21歳と若く、未来の正捕手候補であることは間違いないでしょう。

 ただ、木下捕手もまだ30歳。このまま黙っているはずはありません。一花咲かせるチャンスはいくらでもあります。経験豊富で頼りになる35歳のベテラン・大野奨太捕手もいます。昨季のドラフト4位・味谷大誠捕手もファームで日々、経験を積んでいます。

 様々なタイプの捕手がいる中で、1軍の舞台を経験し、着々と正捕手の座へ近づく石橋捕手。思わぬタイミングで動き出した竜の正捕手争いを制し、チームを勝利に導くのは一体誰になるのでしょうか。

【出典】
プロ野球 - スポーツナビ (yahoo.co.jp)

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