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今週の立浪竜まとめ【ヤクルト・巨人戦】

 中日ドラゴンズは4月19日から24日まで、本拠地でヤクルト・巨人と5試合行いました。ヤクルトとの2連戦は1勝1敗でしたが、22日からの巨人3連戦では1勝2敗で負け越し、週間でも2勝3敗と負け越しました。長いシーズンでは当然負け越すこともありますが、まだ4月。今週の負け越しは、そこまで心配することはなさそうです。

時には・・

 今週は大野雄投手、柳投手の2枚看板が打ち込まれてしまいました。19日のヤクルト戦に先発した大野雄投手は、4回を投げて6失点。22日の巨人戦に先発した柳投手は6回途中6失点、被安打12という内容でした。竜が誇る2枚看板ですが、今週はチームに勝利を呼び込むことができませんでした。

 いくらエースといえども、状態が悪い日、敗戦投手になる日はあります。たまたま今週は2投手揃って敗戦投手になりましたが、全く心配することはないでしょう。次戦以降、いつもの投球を魅せてチームを勝利に導いてくれることでしょう。

キラリと光る中継ぎ投手陣

 負け越しはしたものの、山本投手、ロドリゲス投手は素晴らしい投球を魅せてくれました。山本投手は19日、22日に登板し、いずれも回跨ぎとなる2㌄を投げ、無失点に抑えました。また、24日の巨人戦でも2㌄を投げて完璧に抑え、今季初勝利を手にしました。

 中々登板機会に恵まれない時期もありましたが、チームが苦しい時に見事な投球を魅せている山本投手。防御率も1点台と好調で、プロ5年目を迎えた山本投手がチーム、そして中継ぎ投手陣を支える一員として活躍しています。

 ロドリゲス投手も絶好調を維持しています。開幕から10試合連続無失点と最高の成績を残し続け、中継ぎ投手陣を引っ張っています。今季から中継ぎに転向し、重要な8回のマウンドを任されているロドリゲス投手。絶対的守護神・R・マルティネス投手に繋ぐ存在として、次戦も無失点投球に期待です。

24日は鬱憤晴らす大逆転勝利

 一方の打線は、23日に巨人先発・シューメーカー投手に7回2死まで完璧に抑えられるなど、苦しい試合が続いたドラゴンズ。しかし、24日はその鬱憤を全て晴らすかのような大逆転劇を魅せました。

 中でも期待の3年目・石川昂選手が決勝犠飛を放つなど4打点の大活躍。5点差をひっくり返す逆転劇に貢献しました。今週は巨人の大エース・菅野投手から本塁打を放つなど好調の石川昂選手。次カードの聖地・甲子園球場での一戦でも大暴れしてくれることに期待したいです。

 木下捕手も好調です。23日にはスタメン落ちしましたが、翌日(24日)の試合では猛打賞の活躍を魅せました。22日にも猛打賞を放っており、週間打率は4割を超えました。攻守共に欠かせない存在の木下捕手。開幕ダッシュには失敗しましたが、徐々に木下捕手らしい当たりが増え、打率もグングン上昇してきました。

勢いそのままに

 日曜日の試合(24日)を最高の形で締めくくったドラゴンズ。次カードは聖地・甲子園球場での阪神3連戦です。阪神も24日に11得点を挙げて大勝し、徐々に勢いがつき始めています。相手を上回る勢いを見せ、甲子園での勝利に期待したいです。

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