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立浪監督のコメントから見る新外国人補強【中日ドラゴンズ】

 中日の立浪和義監督は25日、新外国人選手の補強についてコメントを発表しました。

 加藤球団代表のコメントも合わせると、今後新たに獲得する外国人選手は、主軸を任せられる外野手で、何人か候補がいるというが分かりました。

 外野手というと先日、2018年~20年まで中日で活躍したアルモンテ選手を獲得したばかり。大島洋平選手、岡林勇希選手は来季もレギュラーが確定的で、アルモンテ選手は競争する立場にあるということがうかがえます。

激しいレギュラー争いに

 アルモンテ選手の獲得が発表された瞬間、来季の外野陣はほぼ固まったかなと感じました。

 レフト・アルモンテ選手、センター・大島選手、ライト・岡林選手という布陣が考えられ、打線ではビシエド選手の前後を打つことになりそうだと考えていました。

 しかし、新たに獲得する外国人選手のポジションが外野手ということになれば、アルモンテ選手は激しいレギュラー争いに勝たなければいけないことになります。

故障離脱に備えて。。

 日本で実績のあるアルモンテ選手。2018年シーズンは132試合に出場し、15本塁打、打率3割2分1厘の好成績。19、20年シーズンも故障離脱はありましたが、3割2分9厘、2割9分4厘と高打率をキープしました。

 一方、アルモンテ選手の故障離脱はチームに大きな影響を与えます。故障しないことを願っていますが、来季で34歳。不安要素は大きいです。

 立浪監督はアルモンテ選手の打撃に期待しつつ、万が一の故障離脱に備え、外野手の外国人選手を獲得したいということが考えられます。

竜打線を強化するために

 いずれにしても、竜打線を引っ張る主軸選手の獲得は必須です。アルモンテ選手に加え、長打力が武器の新外国人選手が加わることで、課題の竜打線が強化されます。

 今季、自己最少の14本塁打と苦しんだビシエド選手の復調も待たれます。石川昂弥選手、鵜飼航丞選手の豪快な打撃にも注目が集まります。

 仮に、新外国人選手が日本の野球にフィットした場合、鵜飼選手の出場機会が減少することが考えられます。鵜飼選手の日本人離れしたパワーは魅力的で、ベンチに控えさせておくことは非常にもったいないです。

 これは選手本人の気持ちもあるため、非現実的な構想ではあるかもしれませんが、ビシエド選手が来季も不調だった場合、鵜飼選手を一塁手として1年間起用し、打線に怖さを持たせるというのも1つの案として考えられます。

 皆様はどのように考えますでしょうか。

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