見出し画像

よみがえれ!中日・京田陽太選手

 中日の遊撃手・京田陽太選手が11日、出場選手登録を抹消されました。2017年、新人王を獲得し、不動の遊撃手として活躍することが期待された京田選手。大きなケガもほとんどなく、入団1年目から試合に出場していましたが、年々成績が降下。立浪新体制となった今季も不振が続き、再び2軍落ち。このまま京田選手は終わってしまうのでしょうか。

再び打撃不振

 7月11日現在、京田選手は41試合に出場、打率1割7分6厘、3本塁打、8打点と苦しい成績が並んでいます。自慢の守備でも5失策を記録し、波に乗ることができていません。

 出場選手登録を抹消される前日(10日)の試合、京田選手は回の先頭打者の打球を悪送球。嫌な流れを作ってしまいます。その直後、自身のファインプレーによって最悪の事態は回避したものの、ピンチを招いてしまいました。

 打撃でも元気がなく、途中交代した京田選手。これで7月の月間打率は0割7分1厘と不振を極め、再び2軍落ちしてしまいました。

 6月に1軍復帰した際、打撃フォームに力強さを感じた京田選手。その影響からか、3連戦で10打数5安打と大当たりでした。しかし、徐々に力強さを感じた打撃フォームは影を潜め、打者有利のカウントから当てにいくもったいない打席も増え、再び不振に陥ってしまいました。

盗塁数は年々減少

 ルーキー時代、思い切りの良い打撃と圧倒的な守備力を武器に、新人王を獲得した京田選手。盗塁も23個決め、足でも貢献していた京田選手。

 しかし、年々盗塁数は減少し、今季はわずか1個と寂しい結果となっています。得点、打点も減少し、得点劇に絡む場面も減ってきています。このまま、京田選手は成績が上昇することなく、終わってしまうのでしょうか。

再び輝くために

 誰もが認める広い守備範囲を武器に、安打性の打球を何度も好捕し、アウトにしてきた京田選手。年齢も28歳。まだまだキャリアハイの成績を残せるチャンスはいくらでもあります。ただ、もう少し打撃面で改善がなければ、出番は減少していく一方でしょう。

 無責任かもしれませんが、思い切り良くプレーし、仮にアウトになったとしても鋭いスイングを披露することができれば、相手バッテリーも警戒するでしょう。縮こまったような小さな打撃ではなく、迷いのない思い切りの良い打撃へ。打順も8番を務めることが予想されるため、バントやエンドランといった細かな作戦も上位打線の頃に比べればすくないでしょう。

 もう一度、思い切りの良いプレーを。背番号1が輝く瞬間を、竜党の誰もが待っているはずです!

【出典】
プロ野球 - スポーツナビ (yahoo.co.jp)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?