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三ツ俣さん・桂さん今までありがとうございました!【中日ドラゴンズ】
ドラフト会議が終了してからわずか2日後。中日の三ツ俣大樹さん、桂依央利さんに対し、厳しい戦力外通告が言い渡されました。ワクワクするような新人選手が入団する一方、勝利に貢献してきた選手が去るこの時期は、複雑な思いがします。
職人のような働き・三ツ俣さん
三ツ俣さんは2014年途中にオリックスから加入。移籍後数年はあまり出番がありませんでしたが、昨年の2021年シーズンに自己最多となる58試合に出場。堅実な守備や犠打など、チームに欠かせない職人のような働きを魅せました。
そして今季も自己最多タイとなる58試合に出場。打率こそ2割1分1厘でしたが、6月21日のヤクルト戦ではサヨナラ打を放つなど、チームの勝利に貢献。犠打も13個決め、チャンスを演出しました。
中日では8年、プロ通算でも12年間プレーした三ツ俣さん。ようやく三ツ俣さんの良さが発揮されていただけに、今回の戦力外通告は本当に驚きました。
小技を使い、チャンスを演出する職人のような選手も、チームに欠かせない存在です。ここ2年間で成績が上昇している三ツ俣さんを、まだプロの世界で見たいと思うばかりです。
2016年は59試合に出場・桂さん
桂さんは2013年のドラフト3位で中日に加入。プロ2年目の2015年シーズンに1軍初出場を果たすと、いきなり47試合に出場。翌年には自己最多となる59試合に出場し、3本塁打を放つ活躍を魅せました。
今季はわずか10試合の出場。本塁打も打点もなく、打率2割2分2厘と苦しみました。木下拓哉さんが正捕手として君臨し、若い石橋康太さんも台頭する中、出番が減少していきました。
厳しい血の入れ替え
今季のドラフト会議では内野手を4名獲得。二遊間を強化したいという思いが伝わる指名でしたが、結果的に三ツ俣さんが来季の構想から外れてしまうということになりました。桂さんも2年連続で高卒捕手が指名され、さらに出番が減少すると判断されたと考えられます。
内野手を4名も指名した段階で、誰か内野手が戦力外通告されるのではないかという予想はありました。最下位から逆襲するためには、厳しい言い方になりますが血の入れ替えは必要です。2選手の今後の活躍を祈りつつ、残された選手とルーキーが、来季の中日を盛り上げ、Aクラス、そして優勝へと導いてほしいです。
【参考サイト】
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