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【中日ドラゴンズ】貧打解消へ ポイントは2つ!! ~8/25-27DeNA戦より~

宇佐見真吾選手の今月3度目のサヨナラ打によって、連敗が8で止まったドラゴンズ。

どれだけ現状が厳しくても、勝利の瞬間は最高です。溜まっていたものが少し晴れるような、勢いに乗るような勝利でした。

ただ、サヨナラ劇の喜びに浸りすぎることなく、見つめるべき大きな課題があります。チャンスは作るも、得点が生まれない打線です。

この課題を解決するため、今は打順を変更するべきではないでしょうか。


4点以上が奪えない

この日、2対1の接戦を制しましたが、先発した柳裕也投手に白星を付けることはできませんでした。

今カード、ドラゴンズは2点、0点、2点と打線が停滞気味。若き和製大砲・石川昂弥選手が離脱しているとはいえ、寂しい攻撃が続きました。

前カードの阪神戦も3点、2点。4点以上奪った試合は、8日のDeNA戦にまで遡ります。

チャンスは十分に演出

今カードは得点圏に走者を進め、チャンスを演出することはできています。33㌄の攻撃中、18㌄で得点圏に走者を置いた攻撃をみせました。(延長12回の2試合含む)。

割合は54.5%と、2㌄に1回はチャンスを演出していることになります。ただ、得点したのは4㌄のみ。

今カードの得点圏打率は、33打数4安打、打率1割2分1厘。苦しすぎる数字が浮かび上がっています。

ただ、この課題が少しでも解決すれば、勝利に大きく近づくことになります。スタメンは現状いる戦力の中でほぼベストメンバー。変えるべきは、打順です。

得点圏で最も周ってきた打順

得点圏に走者を置いた状態で最も打席が周って来た打順は、1番です。

今カードに限る割合ですが、下位打線が作ったチャンスを1番が返すというパターンが増えることで、得点が増える可能性があります。

しかし、1番を打つ岡林勇希選手に責任があるとは思いません。得点圏打率は3割を越え、出塁率も2割9分2厘。岡林選手は必要不可欠な選手です。岡林選手と同じく上位打線を担う大島洋平選手は、出塁率・得点圏打率ともに3割越えを記録。

打線全体を見た時、細川成也選手のような強打者を2番に置くことは、クリーンナップのバランスが崩れます。

岡林選手と大島選手の打順を入れ替える。今の状態の打線にどのような化学反応を起こすのか、試す価値は大いにあります。

代打の起用法

1番の次に得点圏で打席が周ってくる回数が多かったのが、4番・5番・9番。

4番・5番については細川選手、宇佐見選手、頭部死球から復帰する石川昂選手がカギを握ることになります。能力は素晴らしいだけに、我慢強く起用し、結果が出るのを待つことがベストです。

一方、9番は代打の起用法が重要になります。28日、川越誠司選手が抹消され、代打陣が1人減りました。

1番同様、下位打線が作ったチャンスをモノにする。そのためには、とっておきの代打が必要です。

後藤駿太選手、高橋周平選手、ビシエド選手、加藤翔平選手・・。様々な選択肢がある中、立浪監督の采配がカギを握ります。

小さな変化

結論としては、岡林選手、大島選手の1・2番を入れ替える、もしくは立浪監督の采配が重要となります。

大きく変えなくても、小さいことを変える。

今いるメンバーで戦うしかない中、得点を奪うには小さな変化が必要ではないでしょうか。

皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】


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