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戻ってきた竜の大砲!逆襲を告げるアーチを!福田永将選手

 中日は20日、バンテリンドームでDeNAと対戦し、4対6で敗戦。これで対DeNA戦は2勝10敗1分。大きく負け越しています。後半戦、対DeNA戦がカギとなるのは間違いないでしょう。

 明るい話題もあります。竜打線は連日粘りを見せ、DeNAの守護神・山﨑康晃投手から2点を奪いました。その中でも、19日に出場選手登録された福田永将選手が、左翼ポール直撃の本塁打を放ち、逆襲の狼煙を上げました。大量の離脱者が発生しているチーム状況で、持ち前のパワーが光っています。

竜打線に威圧感

 1軍昇格後、連日三塁でスタメン出場している福田選手。石川昂弥選手、高橋周平選手が離脱し、出番が巡ってきました。2016年から4年連続で2桁本塁打を記録したパワーを生かし、竜打線に威圧感をもたらしています。

 前日(19日)の試合に続いて、マルチ安打を記録。そして、この日は待望の今季初本塁打を記録した福田選手。持ち前のパワーはまだまだ健在だと、大きなアーチで示しました。

1軍に呼ばれない時期を乗り越え

 昨季は110試合に出場しましたが、本塁打は8本。打率も2割4分台と少し寂しい結果に終わっていました。2017、19年シーズンには18本塁打を放ち、美しい放物線で竜党を魅了していた福田選手。

 しかし、石川昂弥選手ら若竜の台頭により、1軍で試合に出場することすら少なくなっていた今季。長打が不足していると言われ続けている竜打線。その長打を放てる力を持っているのに、1軍に呼ばれない。相当、悔しい日々を過ごしていたと思います。

自身、チームの逆襲を告げるアーチを

 前半戦も残りわずかとなり、いよいよ勝負の後半戦が始まります。離脱している選手も戻り、厳しいレギュラー争いが繰り広げられることでしょう。高橋周選手、A・マルティネス選手らと争い、生き残りを懸けた戦いが始まります。

 同時に、Aクラス争いも白熱するでしょう。現在、中日は最下位。Aクラス争いから遅れを取っています。しかし、まだまだ射程圏内。1つの勝利で、一気に波に乗る可能性もあります。

 スタメン、途中出場。どういった起用方法になるかは、今後の福田選手の成績と、離脱者の回復具合によります。ただ、福田選手の日本人離れしたパワーは貴重です。自身、そしてチームの逆襲を告げるアーチを、セ界に見せつけてほしいです。

【出典】


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