サバイバル開始!楽しみな内野陣【中日ドラゴンズ】
練習も徐々に本格化してきました。投内連係練習では、ドラゴンズに復帰したアルモンテ選手や新人選手も参加。少しずつではありますが、立浪監督の描くチーム構想が具体的に見えてきました。
熾烈な争いの予感がする一塁手
まず、驚いたのは溝脇隼人選手の一塁起用です。これは全く想像していなかったので、新鮮に映りました。
アルモンテ選手が一塁に挑戦するという報道はされていましたが、溝脇選手が一塁というのは非常に驚きました。キャンプ序盤ということもあるかもしれませんが、幅広い起用法を視野に入れているのでしょうか。
ここ数年、ドラゴンズの一塁はビシエド選手が守りました。まさに不動のポジションで、打線の中心も担いました。
しかし、今季はアルモンテ選手が加入し、2年目の鵜飼航丞選手も一塁に挑戦するという報道もありました。打撃が売りの選手が続々と一塁争いに参戦する中、ビシエド選手のプレーにも注目が集まります。
楽しみしかない新人選手
新人の村松開人選手(ドラフト2位・明治大)、田中幹也選手(同6位・亜細亜大)は想定通り二塁のポジションに就きました。
堅い守備と走塁、巧みな打撃と似ている部分の多い両選手。ドラフト会議終了後から二遊間のポジション争いに加わることが予想されていましたが、いよいよ競争が本格化してきたようです。
ドラフト7位の福永裕基選手(日本新薬)は三塁。打撃練習ではリストが柔らかく、しなやかな打撃を披露しています。変化球にも対応できそうな形で、今後の実戦が非常に楽しみな選手です。
二遊間の形
内野陣の争いは非常に楽しみですが、中でも注目は二遊間でしょう。新人選手がどこまで自分の持ち味を発揮することができるのか。キャンプ、オープン戦と競争が続きます。
遊撃は、龍空選手に貫禄がでてきました。昨季は後半戦を中心に62試合に出場、経験を積んで主力選手へと進化を遂げようとしています。
このまま龍空選手が遊撃のレギュラーを獲得した場合、二塁のレギュラーは龍空選手との相性も大事になってきます。
今後の練習、試合でどのような二遊間が見られるのか。様々なパターンが想定される中、ワクワクが止まりません。
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