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新しい言葉を生み出す試み その③

字とい[あざ-とい](形)

文章を書く際において
執拗な言葉の繰り返し、体言止めや倒置法などの技法を過度に用いたり
必要以上の付け足しで文を修飾をしてしまうこと。
またはそのさま。

そこに明確な意図や必然性があれば
この限りではないが
直感的に書かれたものは冗長になりやすく
評価しがたいというのが世論の認識である。
しかしながら
ごく稀にとんでもない傑作が生まれる事もある。


字とさの例文は以下参照。

【字とさ前】
僕は朝起きてパンを食べた後に、本を読んだ。夜になったので寝た。



【字とさ後】
パン。起きた後に食べたのは僕。言い換えると僕が食べたのはパン。パン的には僕に食べられた。その後読んだのは本。本を読んだ。本を読むことをした。そして寝た。夜になったから寝た。つまり寝たのだ。なぜならば夜。そう夜だからだ。僕は夜に寝た。


使用例
①君の書いたものは実に字といね。
②字っす!(感謝の意を込めて)

2024年流行語大賞
2027年広辞苑掲載
を目指します。

(了)

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