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ところで最近のお前は一生懸命やってるのか?


こんにちは、Qnoir青山でフリーランス美容師をしている小川泰明です。


お久しぶりの更新となりましたが、皆さまお元気でしょうか?

最近の小川はと言いますと、デニム育成に精を出しておりまして、ジーパンジージャンのセットアップというどこからどう見ても昭和のおじさんコーデで出退勤をしている日々です。
あ、あくまで通勤着としてであり仕事中はお着替えしてますよ。


小川、絶賛インディゴに魅せられております。


さて、今宵は僕も、そしてあなたも、自分自身とゆっくり向き合う時間にしようじゃありませんか。


どうですか?一生懸命生きていますか?


ではでは、最後までお付き合いくださいませ〜。



「一生懸命」

いやはや改めてすごい言葉です。

命を、そして一生を懸けると書いて「一生懸命」。

誠に畏れ多い言葉です。。

だからこそ、人は人の本気の一生懸命の姿に心を打たれるんだなと、改めてそんなことを感じています。


で、どうなのよ?

最近のおまえは一生懸命やってんのか?


ちょっと話は逸れますが、僕が思う「現在・過去・未来」のパワーバランスは、現在≫≫≫≫≫未来≧過去みたいな感じです。

この辺に関してはここで多くを語るつもりはありませんが、「来る保証もない未来」はたまた「変えることができない過去」よりも「今ここにある現在」の方がよっぽど大切な瞬間なんじゃないかと僕は思うわけです。

若者にも負けず劣らずの刹那的思考に我ながらびっくり、、小川の厨二病全開です笑


あの時はこうだった〜


なんてボヤいてるおっさん(僕も含めて)、今はもうあの時じゃないんですよ?


将来はこんな風にしてみせるぜ〜


志が高いのは素晴らしいことですが、心意気だけでは人生の双六は前には進みません。


誰しもが、自分の生きてきた時代や境遇、そしてその中で自分が成してきたことを肯定していたいものです。

苦労して勝ち得たポスト、なりふり構わず叩き出してきた結果、築き上げてきた地位。


俺はこんなに頑張ってきたんだ。



誰しもが、これから訪れる未来を憂いのない豊かなものにしたいと願うものです。

家族・健康・仕事・お金、残りの限りある人生をどんな風にそれらに注ぎ込むのか。


素敵な未来がきっとやって来る。




過去の栄光と絵空事の未来に挟まれた現在という2度とは戻ってこない瞬間。

僕たちが一生懸命に向き合わなくてはならないのは、燦然と輝いて見えるだけの錆びついた過去でも、夢と希望を膨らませるだけ膨らませた泡沫の未来でもないんです。
そうです、僕たちが一生懸命になるべきは、今この瞬間の目の前にある現在に他なりません。


あんたが昔すごかったのはよく分かった。

で、今現在何をやってんの?


あんたの描く未来の夢や目標が素敵なことはよく分かった。

で、今現在何をやってんの?


「あの時の現在」の積み重ねが過去であり、「これからの現在」の積み重ねが未来であって、いつだって僕たちは「今という現在」から逃れることはできないんです。


そして「現在」によって当然未来は変えられるし、過去に意味や価値を与えることもできるんですね。



で、最近のお前は一生懸命生きてるのか?



人様に褒められるとか認められるとかじゃなく、自分の胸に手を当てて自分自身に尋ねてみてくださいな。

生きていると日々いろんなことが起こるわけなんですが、今目の前にあることが楽しいことばかりでは無いし、うれしいことばかりでもありませんよね。

思い通りにいかないことだってあるし、気分が乗らない時だってそりゃ当然ありますよ。

でも、どんな状況下にあったとしても目の前のことに一生懸命に、そして手を抜かないというスタンスはとても大事なことなんだと、僕自身この歳になって思い知らされています。



どんなに小さなことでも、一生懸命。


過去を嘆いても、未来を憂いても、無力な僕らが出来ることは、「ただ目の前を一生懸命に生きる」ことしかないんです。

そして、今を一生懸命に生きるというその生き方・生き様はいつか報われる時がやって来るんだと僕は信じてます、というかそう信じたいじゃないですか。


いいんです、今日がうまくいったってうまくいかなくたって。

目の前のことにただひたすらに一生懸命、それだけでもう優勝、それ以上に価値のある生き方が他に何かありますか?


下を向いているヒマも、先ばかり眺めてる余裕も、今のあなたにはないはずですよ。



で、最近のお前は一生懸命やってんのか?


このnoteをご覧の皆さまへ、そして何より僕自身に対して、強くそう問いかけたいと思います。



最後にデニムのインディゴについてのお話を少しだけ。

デニムのインディゴ染料というのは、繊維への浸透力も弱ければ、定着力も弱く、「色落ちしやすい」という染料としては致命的な欠点を抱えた、いわば劣等生です。

しかし、その「色落ちしやすい」という致命的な欠点が「エイジング」という無二の魅力を生み出し、デニムラバーの心をいつまでも掴んで離さないのです。

欠点だらけの劣等生が、擦れて、削れて、剥がされることで、美しく育っていくんです。




さてと今日はこのくらいに、また明日から一緒に頑張っていこうじゃありませんか。


小川のつまらないぼやきに、いつもお付き合い頂きありがとうございます。


小川泰明











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