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劣等感なんてただの思い込みだよねって話。

背が低いからモテない。
学歴がないから出世できない。
ビビりだから勝負に勝てない。

こんな劣等感を抱いている人がいる。

でも劣等感とは主観的なものだ。
言ってしまえば思い込みだ。

心理学者アドラーは

「人間であることは劣等感を持つことである」

と言っている。

人は多かれ少なかれ
何かしら劣っていると
感じることがあるということだ。

そしてそれが主観的なものである
ということは、

背が低くいことに
劣等感を感じる人もいれば
感じない人もいる
ということ。

何に劣等感を抱くかは人それぞれ。
まずは
劣等感は主観的なもの(思い込み)だと
理解し、
自分の劣等感を観察してみてほしい。

「なーんだ、
 ただの思い込みじゃん」
って思えるものかもしれない。

そして、
それでも劣等感が消えないときは
劣等感をバネにする生き方を選べばいい。

アドラーは劣等感を否定的に捉えていない。
劣等感は成長するための原動力であり、
健全な劣等感はむしろあった方がいい。
と言っている。

でも人は
劣等感によって
行動することに踏み出せなくなることがある。

それが
劣等コンプレックス。

背が低いからモテない
と思うことは劣等感。

健全な劣等感であれば
「それならもっと内面を磨いて
 魅力的な人になってやる!」
などと
劣等感を原動力にして行動することができる。

しかし、
劣等コンプレックスになると

「背が低いから何をやってもモテるわけがない」

努力することを放棄し
課題から逃げ出す。

劣等感を理由に
行動できなくなってしまうのは
劣等コンプレックスを
持ってしまっているということだ。

僕も
小中学生の頃
ずっと自分の内気な性格に
劣等感を抱いていた。

人前で話すのは苦手だし
答えがわかっても手を挙げられない。
好きなコに話しかけられでもしたら
アワアワしてた。

でもそれは
劣等コンプレックスだった。

自分をさらけ出して、
嫌われるのが怖い。
笑われるのが恥ずかしい。

そんな自分を守るために
内気でいることを選んでいただけだ。

努力せず、課題から逃げ出していた。

これを健全な劣等感と捉えれば
「よし!ここから変わっていこう」
と行動に踏み出すことができる。

今の僕をみて内気なヤツだ
という人はいないと思う。
明るいハイテンション野郎というわけでもないけど。

一度だけ
中学の同窓会に行ったことがある。

仲の良かった数人とみんなが集まるのを
待っていたとき
中学時代クラスで目立っていて
中心的な存在だったヤツに
「何、この微妙なメンツ」
と言われた。

当時の僕しか知らない人にとって
僕は「微妙なメンツ」なんだと思ったら笑えた。

劣等感も成長につなげてしまえば
いい経験だ。

もし今、
劣等感に悩んでいるのなら
そんな自分を受け入れてほしい。

そして劣等コンプレックスになっていないか
考えてみてほしい。

劣等感は必ず
あなたの成長につながる。

少しずつ
少しずつ
劣等感の克服に歩み出していけば

また一つ
”理想の未来”に近づくはず。

あなたの一歩を応援しています。

それでは
あなたの未来に幸あれ。






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