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プラス思考の罠に気をつけようって話。

プラス思考。
それは成功の絶対条件のように言われてる。

確かに
プラス思考は大事だ。

だけど、
プラス思考にも

良いプラス思考と
悪いプラス思考が
ある。

悪いプラス思考と言うより
かんちがいプラス思考とでも言おうか。

これは、
ゴールの達成を阻むやっかいなヤツだ。

プラス思考とは
モノゴトが良い方向へ進むと考えること、
これでよかったと思えることだ。

苦しいときに
「大丈夫、きっとなんとかなる」
と思えることは大事。

だけど、
それは必要な努力や行動をしてこその
思考でなければならない。

これだけやったんだから大丈夫だ、と。

何の努力も行動もせず、
「まあ大丈夫、なんとかなるっしょ」
ではイケナイ。

それをプラス思考とは言わない。
かんちがいプラス思考だ。

僕も
スピリチュアルな思考にハマっていたとき
この
かんちがいプラス思考に陥っていた。

独立してお店を出したときも
大した努力もしてないくせに
「三年で10店舗出店する。
 大丈夫、僕ならできるに決まってる」
などと考えていた。

完全に
かんちがいプラス思考だ。

何かを始めたけど
三日坊主になってしまったときも
「OK。OK。
 これも愛すべき自分」
なんて思ってた。

これは
かんちがい自己受容だ。

理想の未来があるんなら、
そこに辿り着きたいのなら、

三日坊主で
OKなわけなかろうて。

プラス思考が大事。
だからどんな自分も受け入れてあげて。

そんな言葉に
仕掛けられたトラップに
完全にハマってしまっていた。

同じことを繰り返しては
「OK。OK。
 ここで誘惑に負けちゃうのが僕なんだよ。
 そんな僕もまたスバラシイ」
とか
もうわけわからん思考になっていた。

でも、
あるとき気がついた。

これって成長してなくね、と。
前に進んでなくね、と。

そんなとき
僕のビジネスのメンターが
こんな言葉を教えてくれた。

ネガティブシミュレーション
ポジティブシンキング

動くときはまず
最悪を想定しておく。
(ネガティブシミュレーション)

それに対する対策を
考えられるだけ考える。

そして、
成功を信じ
最善を尽くす。
(ポジティブシンキング)

ネガティブシミュレーションをしない
ポジティブシンキングが

かんちがいプラス思考になる原因だ。

三日坊主になるかもしれないと
考えれば、

続けるためのモチベーションをどう維持するか。
続けられないかもと思ってしまうときはどうするか。
やめるわけにはいかないという思考になるにはどうするか。

など
対策を考えることができる。

これをせず、
「まあ続けられるっしょ」
とポジティブな面だけを見てしまえば
続けられなくなったとき対応できない。

実は、
スピリチュアルな思考にハマってるときにも
僕はこの言葉を聞いていた。

でも、
その頃の僕は
ネガティブシミュレーションなんてしたら
ネガティブな状況を引き寄せちゃうじゃん。

などと考えてしまっていた。
ポジティブシンキングさえあれば大丈夫だ、と。

そして、
何度も同じ失敗を繰り返し
「もしかして僕ってダメなヤツなんじゃ…」
っていう
ネガティブな思考が芽生えたとき
パラダイムシフトを起こすことができた。

このままじゃヤバい。
そう思えたから変わることができた。

ネガティブシミュレーションをしたって
ネガティブな状況が引き寄せられるわけじゃない。

ネガティブシンキングにならないように
気をつければ大丈夫。

プラス思考とか自己受容とか
耳障りのいい言葉に触発されて、
成長できなくなってしまうことが
一番モッタイナイ。

最悪を想定して、
最善を尽くす。

自分のダメなところを受け入れて、
変わっていけるように努力する。

そういう姿勢が
かんちがいプラス思考から抜け出し
成長するために必要なんだと
経験を通して学ぶことができた。

もし、
思い当たる節があれば
かんちがいプラス思考から抜け出してみよう。

真のプラス思考になるための
努力をしよう。

その先に
理想の未来が待っている。

あなたの行動を応援しています。

あなたの未来に幸あれ。





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