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行動を止めている思考のクセを観察する。

こんにちは。
おおいしです。

先ほど、
湊かなえさんの
『白ゆき姫殺人事件』を読み終えました。

化粧品会社の美人OLの遺体が発見され、
犯人と疑われている人物のことを
独自に取材する雑誌記者。

ある人は
「あの人が殺人なんてするはずない」
と言い、

ある人は
「あの人はやりそうだった」
と言う。

そんな正反対の証言が入り混じる中
事件の真相は…!?

という感じ。
(超ざっくりでスミマセン)

気になる方は読んでください。

読んでみて思ったこと。

同じ人についての印象でも

ある人からは良い人に見えて
ある人からは悪い人に見える。

人をどう見てるか、
なんて
その人の主観でしかないんだな、と。

言い換えると、

人は
自分の心のメガネを通して
世界を見てるってこと。

その心のメガネによって
世界は

黒くも
白くも
黄色くも
青くも
なる。

実は、
この心のメガネが
あなたの行動力を奪っているかもしれないのです。

行動したいときに
行動できない。

その原因は
心のメガネにあるのかも。

ならメガネを変えればいい。

今回は
そんなお話。

それでは
ご興味ある方は
どうぞご覧くださいませ。

1.心のメガネとは思考のクセ

今日
朝、職場であった人に
「おはようございます」と
声をかけました。

でも、
その人から何の返事もなし。

こちらを見ることもなく
とっとと行ってしまいました。

こんなとき
あなたならどう感じるでしょうか。

怒りでしょうか。
悲しみでしょうか。
虚しさでしょうか。
不安でしょうか。

それとも
特に何も感じないでしょうか。

実は
この感情を決めているのが心のメガネです。

心のメガネとは
あなたの経験によってつくられた
思考のクセ(信念や思い込み)なのです。

挨拶が返ってこなかったとき

「挨拶をされたら返すべきだ」
という信念を持ってる人は
怒りを感じ、

「私は嫌われてるに違いない」
と思い込んでる人は
悲しみを感じるでしょう。

「人にどう思われようがそれは
 自分にはコントロールできないこと」
という信念がある人は
特に何も感じないし、

「どんなこともポジティブに捉えよう」
という信念がある人は
きっと聞こえなかったんだろう
何か考え事でもしてたんだろう
などと考えることで
何も感じないかもしれません。

いずれにしても
自分の持ってる信念・思い込みが
感情を決めているのです。

2.悪い思考のクセ

思考のクセには
持っていることで
人生をより良い方向へ導く良いクセと

人生に悪い影響を与える悪いクセが
あります。

例えば、
「仕事は絶対休むべきではない」
という思い込みは
生きるのが窮屈になりそうな気がしませんか。

「人に嫌われるべきではない」
という思い込みも
悩みのタネになりそうです。


さて
ここで大事なのは、

僕たちはみんな
思考のクセのメガネをかけて
世界を見ていると
認識することです。

そして
自分の持ってる
メガネ(思考のクセ)が
どんなものか観察しましょう。

すぐにイライラするのは
怒りを生み出す思考のクセがあるのかも。

すぐに不安になるのは
不安を生み出す思考のクセがあるのかも。

そうやって
思考のクセを観察することで

自分の感情のパターンに
気づくことができるのです。

3.行動を止めている思考のクセ

もし行動したいのに
行動できないという
悩みを持っているのなら

行動できない思考のクセが
あるのかもしれません。

「失敗をするべきではない」
「失敗したら人生終わり」
「一度やると決めたことはやめてはいけない」
「行動計画は完璧でなければならない」
「お金を失くすかもしれない挑戦はしてはいけない」
「自分にはなんの能力もない」
「自分が成功できるはずがない」
「人に頼るべきではない」

そんな思考のクセに縛られてると
挑戦するための行動ができなくなります。

行動できないな
と思ったとき

行動を止めてるかもしれない
思考のクセはないか
観察してみてください。

そして
それを少しずつゆるめてあげましょう。

「失敗したってそれは成長なんだ」
「頑張ればきっと成功できる」

そんな思考を育んでいきましょう。

そうしてできた心のメガネは
きっとあなたの行動を後押しする
アイテムになるはずです。

4.まとめ

人生とは競争だという
メガネをかければ
周りは敵だらけ。

人生とは貢献だという
メガネをかければ
周りは仲間だらけ。

あなたはどんなメガネをかけたいですか。

まずはしっかり
今あるメガネを観察して、

少しずつ
理想のメガネに変えていけたら
それはとても
スバラシイことです。

僕も
メガネのお手入れしてみます。

それでは
あなたの未来に幸あれ。









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