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【Vol.11】珈琲通信 ケニア 二エリ ギアトゥグ

みなさま、あけましておめでとうございます!
「魅力的なコーヒーの背景を知ってもらいたい」という思いから始まったこの通信。今回で11回目。

先月はお店の繁忙期と別の仕事で多忙を極めており更新できませんでした。もし楽しみにしてる方がいらっしゃれば申し訳ありませんでした。

さて、今月はケニアを選びました。果実味たっぷりでジューシーな生産国のケニアはこの地にしかない味わいがギュッと詰まっています。
素晴らしいコーヒーから新年のスタートを切ってほしいという思いからこの豆にしました。

ケニアについて書くのは2回目。大枠については以前の記事で紹介しているのでこちらも併せて読んでみてください。

ケニアの魅力

ケニアの魅力はなんといってもギュッと果実味が詰まったような味わい。ブラックカラントやグレープフルーツ、オレンジ、レモン、ラズベリーのような赤い果物とシトラス系の果物のフレーバーが特徴的です。この味わいはケニア以外では絶対に感じられない独特の特徴です。

僕はこのフルーティーさに感銘を受けコーヒーが好きになりましたし、今でもその味わいに感動させられています。ずば抜けた個性は浅煎りではもちろん、深煎りにしてもよく感じられます。通常火を入れれば入れるほど個性は失われていくのですが、ケニアのような個性のある豆は違います。もしろ深煎りにした方がまた違った表情が現れ楽しめるのです

Nordic Approachについて

ノルディックアプローチとはオスロのコーヒー生豆の調達会社の事。生産者と深く関わって透明性のある持続可能な調達を行い、その輸出入を担っていいます。世界で先端を走る輸出入業者と言えます。

前回、前々回と約2年前にも購入した事があります。以前は代理店がなかったので日本のコーヒー屋が協同で購入していましたが、ここ最近代理店ができて、僕みたいな小さなコーヒー屋でも購入できるようになりました。
因みに購入するサイトにエクスポーターと農家に支払われた額がいくらなのかまで記載されています。

今回の場合は
エクスポーターに支払われた額 : 7.96.USD/kg (生豆)
うち、生産者に支払われた額: 6.20USD/kg(生豆)

コーヒー自体のクオリティと経済的透明性から価格が少し高いですが、購入する側からすると気持ちの良い買い物です。(ここ最近少し高いのはこれが関わっているからです)

おわりに

少し手短になりましたが、魅力たっぷりのケニアをぜひ最後まで堪能してください。個人的にはアイスで淹れるのが一番おすすめなのであったか〜い場所でアイスコーヒーにして飲んでみてはいかがでしょうか。もちろんホットも美味しいですよ。

それでは皆さんにとって今年一年素敵な年になること願って終わりにしたいと思います。本年もよろしくお願いします。

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