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絶対に撮影案件に繋がるtwitter構築術

こんにちは、氏家(@yasu42 )です。

今回のテーマは「絶対に撮影案件に繋がるtwitter構築術」
「自己啓発書かな?」と言いたくなるような煽り気味のタイトルですが、本質的には「カメラマンとして活動頻度を高めるための、プロフィール、タイムライン構築について」ですね。

前提として、ここで言う「撮る」対象はいつも通り人物、それもいわゆるポートレート、コスプレ、創作といったジャンルとなることをご了承ください
今回はスナップや風景は含みません。twitter経由で来ていただいた方にはおわかりでしょうが、念のため。

それはさておきなぜこのテーマにしたかといえば、私が活動するにあたって大きな助けとなったのがtwitterだったからです。

私は定期的にバズるタイプのカメラマンではありません。
昨今の「エモ」系に代表される、投稿すれば数百数千(バズると数万~)の「いいね」が付く方ではないのです。
そしていわゆるカリスマでもない。コスプレにせよポートレートにせよ創作にせよ、界隈で第一線を走って拍手喝采を浴びているわけでもありません。これは今も昔も同じで、撮ったアップした写真がタイムラインをむなしく流れてゆくなどしょっちゅうでした。

そのわりには幸いにして色々とお声がけもいただいており、ポートレート、コスプレ、創作といった分野ではそれなりに活動できていると思います。 
これも、twitterを強力な武器として使うことが出来たからです。徒手空拳でやっていたら人物撮影はとっくにやめていたことでしょう。

その経験があるからこそ

「撮影会以外でコスプレやポートレートを撮ってみたいけどどうすれば……」
「撮影依頼をしてみたけどあっさり断られた……」
「撮影して欲しいリプやDMなんかこないよ……」

そういう方に向けてのnoteを発信出来ると考えています。

なお、本noteは「おじさんカメコの生存戦略」に引き続き有料コンテンツとなっています。

これは、twitterでは曲解されかねない身も蓋もないことを書いているからです。
無用なトラブルを避けるにはペイウォールが有効な方法論。ご理解ください。
その分、充実した内容になっていることは保証します。

本編は理論編、実践編の二項目にわかれています。無料でも理論編の序盤までは読めますのでぜひご覧ください。
なお、本稿の性質上、いわゆる撮影会での撮影は想定していないことをお断りしておきます。

では、はじめましょう。

<理論編>

1:twitterを使う理由はどこにあるか?

twitter構築術、と書くからにはtwitterというツールを使う理由があります。
では、その理由とは何か?

簡単です。
少なくとも現時点の本邦においては(※)、多くのカメラマン、モデルがtwitterに集まっているからです。
言い換えれば、あなたと、あなたの写真に目をとめてもらい、撮影に繋げることが出来る可能性が高いからです。

(※国外においてはfacebookが強いようですが、そのあたりは割愛します)

今さら何を、と思うかもしれませんが重要なことです。母数が少なければ、そもそも撮影に至る機会がない。
かつて隆盛を誇ったコスプレイヤーズアーカイブやmixiを見れば一目瞭然でしょう。閑古鳥どころではない。決まった人が決まった人を相手に細々と同じことを繰り返しているような状況です。

この点twitterは強い。様々な批判がありつつも、古参も、新人も、大手も、駆け出しも、ありとあらゆる層が集っています。

そんな中、あなたがもし「おっ」と思う作品を発表し続けていれば。
「この人なら」と思ってもらうことが出来れば。
撮影に至るチャンスは掴んだも同然です。

ポジティブな意味での印象を残すためにtwitterを使う。
それによって撮影機会に繋げる。

以下、これを前提として論を進めていきます。

2:撮られる側の立場から考えよう

最大の鉄則です。
これが出来れば他のことはすべて枝葉末節といっていい。

撮影機会に限りませんが、人間、やりたいことがなかなか出来ないと気が急いてしまうものです。

撮影で言えば

「あの人も撮りたい!」
「この人も撮りたい!」
「このチャンスをのがしたら次はないかもしれない!」

そう思って、むやみやたらに声をかけてしまうこともあるでしょう。撮影者募集にがっついてしまうこともあるでしょう。
例えばそう、タイムラインで流れてきた「誰か撮って欲しい」に片っ端からリプライやDMを送ってしまうような状態です。

しかしそれは悪手です。
なぜかといえば自分のことしか考えていないからです。

あなたが撮りたいと思っても、相手にその気がなければただの空回り。
大事なのは、「あなたが撮りたい」ではない。
相手に「あなたに撮影して欲しい」と思ってもらうことです。

より具体的に言えば
「あなたと撮影するメリットを明確にせよ」
ということです。

メリット、というと反発する人もいるかと思いますが、これは何せよ本質的なことだと考えます。
「あの人と遊ぶと楽しいから誘おう」だってメリットなんですよ。一緒にいて不愉快な人は遊びに誘わないでしょう。撮影にしても同じことです。

撮影という行為にはお金も、時間も、手間も暇もかかります。
撮影に行くなら「誰でもいい」わけがない。
相応の理由がある相手を選びたいというのは当たり前のことです。
このあたり、自分のことしか見えていないと抜けがちな視点なので気をつけてください。

・相手の立場にたって
・あなたと撮影するメリットを明確化する

これは本当に重要です。
心に留めておいていただければと思います。

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