【お風呂小噺】@DIMEさんの記事が面白かったので、考えてみた。
■入浴施設全般のデータ記事<@DIME>
@DIMEさんの記事で面白い記事があったので、一緒に考えてみたく、
こちらでも記事にしてみました。まずは、一読を。
男性・女性それぞれ2,000名ずつの計4000名に回答を得た、
銭湯・スパに関する意識調査のデータ記事が上がっていました。
まず初めに統計学として、最低サンプル数は大きく超えているため、
信憑性は高いと言えると思います。
ただ、この4,000名が全国均等に散らばっているのか、
都市部に偏っているのかは不明なため、その点は注意です。
また、インターネットによる調査のため、
比較的に情報取得もインターネットを使った収集ができる方たちが、
多いのではと推測ができそうです。
■入浴施設の利用について
1つ目の質問は、『入浴施設を利用したことがあるか』の4択の質問です。
結果としては、温泉天国の日本らしく、約74%の人々が利用し、今後も利用したい人が6割近いことです。
一方、一度も利用したことがない人が全体の23%もいたことも驚きです。
自分の周りでも普段利用しない人はいても、
過去に一度も利用したことがない人はほとんど聞いたことがなかったので、
こんなにたくさんいたことに驚きです。
ですが、このうち「今後利用したい」人が7%いるため、
温浴施設の良さを知ってもらい、今後も利用し続けてほしいですね!
二つ目の質問として、『どんな立地の入浴施設を利用しますか』
1つ目の質問の内、利用している施設についての質問です。
ここでも驚きですが、
回答の高かったものが、自宅を軸とした周辺ではあるが、
車や電車の移動手段を利用して通っていること。
これは家族や友達などと行くことが多いためとも取れますが、
一度でも行ったことがある人は、かなり能動的に動いているでしょう。
プチレジャーのように利用されるため、車などを利用し、
また、いい施設を求めて動いていると言えます。
■月回数別の利用について
次に利用頻度の質問について、温浴施設に行ったことがある人の多くは、
ある程度、行くタイミングを決めているように思えました。
月1回、年1回の差は、単純に経済的な理由のような気がします。
ただ、経済的な理由であれば、東京浴場やお得な旅行などを知れば、
頻度を上げられるのではないでしょうか。
年代別に見ても、20,30代の男性は通う傾向にあり、
若い女性は29%が年1回未満の行かない人が多いです。
近年サウナ―が増えているように、サラリーマンは短時間で切替ができる施設が喜ばれており、一人行動が得意だと思われます。
若い女性は、温浴施設の利用における効果を望んでというより、
さらに広がるコミュニケーションを優先するため、
一人より誰かが大事なのではないでしょう。
そのため、その後のコミュニティ形成の一つとして、銭湯の利用も高く、
年代の高い女性が利用頻度も高くなっているのではないでしょうか。
■誰と行くかについて
頻度に続いて、『誰と入浴施設に行きたいか』の質問です。
ここでもサラリーマンが多いのだと思われますが、男性は一人利用が多く、
女性は家族と行く人が多く、かなり顕著に差が出ています。
先程の頻度とも同じですが、
飲食店の利用と類似していると思われるため、
男女の施設に対する求めるものによるのでしょう。
男性は、自分が求めるものが満たされればよく、
女性は、施設は欲求を満たす一つの手段でしかなく、多数利用が増える。
でも、確かに家族割りなどはないので、
グループでの割引のよる囲い込み方を変えたら、変わるのかな?
利用の時間についても、そのまま表れているようで、
男性は1時間未満、女性は1時間以上の利用となっています。
■それぞれのこだわりについて
入浴グッズや施設の利用の仕方について、
美にこだわる女性らしく、シャンプーやリンスは持参が多いですが、
意外と男性も持参が多いような気がします。
最近は良いものが置いてありますが、キシキシするのもありますよね。
施設の利用についても、温泉や露天風呂は当然の結果ですが、
飲食の利用も高いことから、ご飯も一緒に済ましてしまいたい
複合的な施設が求められているのは驚きでした。
また、サウナ・水風呂以外は女性の方がサービスを求めており、
これまで施設に効果をあまり求めていないのかと思いましたが、
利用するとなったら全て回収する点は、
女性の方がしっかりしていると言えるでしょう。
温浴施設での美容に繋がるポイントを押し出せば、
女性の利用頻度は上がるのではないでしょうか。
■利用する理由、しない理由
最後に入浴施設を利用する理由において、
男性は体格からか広々とくつろげる、ストレス発散を求めているようで、
女性は、レジャー感覚で他との関係性を楽しんでいるようです。
反面、初めの利用しない人の理由において、
「利用する必要性が感じない」人が大半で、日本家庭でのお風呂文化浸透しているとも言えますが、もう少し深堀してみたいとこです。
湯船に浸かることが苦手な人もいますが、そんなにみんないいお風呂に入っているなら羨ましいです。。
また、コロナや衛生面が気になる回答もありますが、
温泉は湧出量から衛生具合がわかったり、最近の研究結果から温泉はコロナを死滅させるなどあるため、正しい情報を広められれば、意識は変わるでしょう。
エピソードでも利用している人たちの感覚は近いように感じます。
温泉天国で、お風呂文化な日本らしいですね!
また、電子決済の導入や保育施設の併設など時代に合わせた進化も
入浴施設に求められていることは明らかであり、
地域に合わせたサービスも必要ですが、
どんどん値上がりする傾向は避けたいですね。
今回は、記事解説でしたが、
私見なので参考程度にお読みください。
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