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「私は子供を信じていますから」あなたそれ本気で言ってんの?

【我が子を信じたい】
容疑をかけられた時、または被害を訴える時、
子供を信じているから、という理由は実はただ何もしたくない、見たくないという振舞いじゃないかと感じました。

自分もいつそうなるかわからない。
そう考えると怖くなってしまったのでそっと残しておきたいと思います。


先日、小学2年生の次女にこんなことがありました。
A子さんの親さんから妻のLINEに

うちの娘が、〇〇ちゃん(次女)から悪口や叩く蹴るなどの暴力を振るわれたと言っている。

という、まるでDV彼氏のニュースのようなメッセージが入ったという事件が起こりました。

(マジか。。。よりによってめちゃくちゃ近所だし。。。)

という心の声を押し殺し、なぜか泣いて布団にくるまっている次女に、
「どういうこと?話してくれる?」
と話を聞きにいきました。

「そんなことしてない!私はやってない!だし、泣いてすぐ先生に言いに行くような子にそんなことするわけないじゃん!」

なるほど。
泣いていた原因は他のやばいことがバレるかもという不安で泣いていたようで、この件に関しては最後の言動も含め、彼女の目をみるとどうやら本当にやってはなさそう。。。

とはいっても。。。
火のないところに煙は立たないよなぁ、と考えつつ、
僕も子供を信じたい。次女がそんなことするはずがない。
しかし、100%それを証明できる材料もなかったのです。

では相手が嘘をついているのか?
と決めつけたくもなくて、相手の子も誰か違う子と勘違いしている可能性だってありますから、
考えられた可能性を一つ一つ。。。娘の無実を確信に変えたくて妻と話ながら方々への確認を進めていきました。

娘のことは他の人よりは理解しているつもりですが家では長男と叩き合いの喧嘩もするし口が悪い時もありますし、今回の話についての可能性は残念ながら即断で「あり得ない」とは言い切れません。

翌日、「本人に確認したところ、次女はやってないと言っていますのでもう一度娘さんにも確認してもらえませんか?」
と相手の親御さんに伝えると
「うちの〇〇があんなに悲しそうな顔でいうから間違いない。聞いても泣いてしまって話が出来ない。うちの子は嘘をつかない。先生と子供たちの3人で話しても〇〇ちゃん(次女)は本当のこと言わないと思う!」
とのこと。

なるほど。
自分の子が言ったことを最初からすべて事実であったという考えもあるんですね。(最後は余計な一言だと思うけど!)

ですが、それはあまりにも盲目的すぎます。
我が子への深堀も登下校時の様子も周りの子への聴取で確認をすることもなく、私たちや担任の教師に連絡を入れて注意や叱責させてクローズしようとしています。

もし、うちの次女がしているとしたら。。。泣いている娘がもし間違いを言っているとしたら。。。勘違いだとしたら。。。
と1mmも思わないのでしょうか。

確認を進めていったところ担任からは相手の子の話に辻褄が合わないので真実ではないのではないか。とお話をいただきひとまず安心しました。
同時に相手の子が心配になってしまいました。
親から問い合わせない限りわざわざ伝えることはないのですね。

自分がそうだったように相手の親御さんにも自分の子と向き合うための機会にしてほしいと勝手ながら思ってしまいます。
お互い我が子を信じていきたいのであればなおさらです。

信じるという言葉は大変素敵な言葉ですが、
真実を見ないようにさせてしまうのかもしれません。
はたまた(面倒だから)信じて終わり。という思考からの言葉なのかもしれません。

自分に騙されないようによく見て、よく考えること。
自戒を込めて。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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被害者の涙という最強の武器を証拠として取り上げるのであれば、裁判所なんていらない。

信じたいなら信じられるように信じたい側が動くべき時もある。

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