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起業する前に必要な能力

こんにちは。

安田和世です。

先日、友人と自宅近くの居酒屋で飲んでいた時に、隣の席に座った若者と意気投合して仲良くなりました。
若者は京大のビジネスサークルに学生時代入っていて、当時はお寺とコラボしてビジネスを立ち上げていたそうです。
学生の時からビジネスに興味を持ちチャレンジしている人の話は年下でも学ぶことが多く楽しい時間でした。
下ネタからビジネス、経済の話で盛り上がりましたw
イケメンのMくん(25歳)は、人材会社に勤めながら飲食店を借りてイベントを催しているみたいです。社会人になっても向上心持ってチャレンジしているのは素敵だと思いました。

私がエシカルシーアトレ川崎店の経営、人材、不動産、港区でレンタルスペースの運営をやっていることをイケメンMくんに話したところ質問攻めにあいました。


「経営で成功するために大切なことはなんですか?」

と真面目な質問を受けました。
その時には全てを話すことができなかったので僕なりに経営で成功し続けるために必要なことをまとめてみました。

1.会社やビジネスが潰れてしまう理由は大きく2つあります。

①売上が上がらずに赤字が続き、資金繰りがうまくいかなくなること


イケメンのMくんと同じように、私も若い頃は飲食店とコラボしてイベントをしていました。当時、私は24歳で薬剤師2年目だったので資金がなく、無店舗で低リスクのイベントからスタートしました。今はレンタルスペースや小売店など店舗型ビジネスやECサイトでも販売も行っていますが、無店舗ビジネスでも店舗ビジネスでも共通して大切なのが【集客力】です。
つまり売上を上げて、黒字化していくために集客力が必要です。
集客力はビジネスをやり始める前から身につけていることが大切です。
多くの経営者はビジネスを立ち上げてから集客をしている方が多いと思います。
私の父親もとんかつ屋、焼肉屋と飲食店を経営しているのですが、飲食店のシェフで失敗してしまう人の多くは【美味しい料理が作れれば成功する】という考え方です。
確かに美味しい料理は大切ですが、美味しい料理を作れる飲食店は世の中に多くあると思います。そのため料理が美味しいだけでは、お店が認知されずに潰れてしまう飲食店が多いと思います。
事実、飲食店は3年以内に70%が廃業し、5年で80%以上と言われています。
飲食店で失敗しないためには、美味しい料理だけでなく集客する力が必要だということです。

②スタッフが辞めてビジネスが成り立たなくなること

経営で成功している友人が港区でチキン南蛮のお店を営んでいますが、物凄くチキン南蛮が美味しいお店です。ランチもディナーも人気で常にお店は繁盛しています。
最近、その友人が悩みを相談してくれました。
働くスタッフが不足して、飲食店を辞めようと思っていると. . . . . . . . . . .。
至急、飲食店で働きたい友人に連絡をして私の友人2名が働くことになりました。時給2000円と高額でスタッフとして働けて友人も喜んでいました。
さて、話を本題に戻しますと、スタッフ不足のために黒字の事業も廃業してしまうことがあります。
飲食業以外でも跡取りがいないために製造業でも黒字倒産する企業も多いそうです。
(株)東京商工リサーチ「2020年「休廃業・解散企業」動向調査」によると、 休廃業・解散する企業は、ここ数年間は、年間4~5万件あります。うち、製造業は毎年およそ11%程度です。つまり、4000~6000件程度の企業が 休廃業・解散していることになります。
休廃業・解散した企業のうち、 直前期の業績データが判明している企業について 集計すると、2014年以降一貫して約6割の企業が 当期純利益が黒字です。2020年の休廃業・解散企業のうち売上高当期純利益率が5%以上あるのは、およそ4分の1もあります。
一定の業績を上げながら、休廃業・解散を選択している企業がこんなにもいるのです。

2.経営の神様の松下幸之助氏も「事業は人なり」

とおっしゃっています。

「経営者としての悩み」を突き詰めていけば、最終的には人の問題に行き当たると私は思います。
先ほども話しましたが、24歳の頃は資金が少なく資金繰りに苦労しましたが、どの企業も通る道だと思います。
赤字を黒字化にしていくために大切だったのが、信頼できる仲間がいたことです。一人でもやり切る精神も大切ですが、その先に信頼できる仲間がいることが長期的に成功し続けていくために大切だと思います。

新規事業の立ち上げるたびに浮かび上がるのが人事問題です。
「事業を任せる責任者を誰にすればいいのか」、「誰と誰を組み合わせてチームにすればいいのか」、「スタッフのやる気を上げるためにはどうすればいいのか」と人に関する悩みが尽きることはありません。

3.まとめ

企業する前から、人事の問題を解決しておくことが重要です。
事業を立ち上げてから、一緒に働く仲間を作るのではなく、事業を持つ前から一緒に働く仲間を作ることが重要です。
つまり最強のビジネスチームを作る能力があれば成功し続けていけると思います。

最強のビジネスチームを作るためには、アニメで例えたいと思います。
集英社「週刊少年ジャンプ」にて絶大な人気を得ているスラムダンク、ワンピース、僕のヒーローアカデミアは私が大好きなアニメです。
【友情】【努力】【勝利】と主人公がどんな困難があったとしても仲間と力を合わせて勝利します。チームとしても最強ですが、個々のメンバーの能力も物凄く高いです。チームに依存するのではなく、それぞれの長所を生かしてチーム力を高められるチームが最強だと思います。

最強のチームを作るためには、スラムダンクならゴリの「全国制覇」、ワンピースならルフィの「海賊王になる」、僕のヒーローアカデミアなら「ヴィランを倒して世界を平和にする」のようにリーダーのビジョンが不可欠です。

リーダーがビジョンの明確に具体的に決めることが大切ですが、その話をすると話が長くなってしまうので、後日記載したいと思います。

さらに話を進めると最強のチームを作ることコミュニティ作りを大切にすることです。

大城太氏の著書、
『一生お金に困らない「華僑」の思考法』
にも書いてありましたが、

華僑は絶対に1人でビジネスをやりません。
1人で10年かかることも、10人でやれば1年でできるという考え方があるからです。
ここで大切なのが、3つの役割の人々でチームを組織してプロジェクトを進めるそうです。
1.考える人
2.実行する人
3.お金を出す人
自分の役割を強化した上で、別の役割に特化した人たちと一緒にチームを作ってビジネスのスピードをあげています。

第二章:すべてをビジネスに活かす「コミュニケーション術」
第三章:基本は人間関係!人脈作りと人付き合いの極意

が書いてあるので続きは本を読んでください。

華僑はチームでビジネスをやり、人脈を増やしててコミュニティ作りをしています。
コミュニティ作り、チーム作りで共通して大事
なのがコミュニケーション能力です。

大好きなスラムダンクで「リバウンドを制すものはゲームを制す。」
を真似て

「コミュニケーション能力を制するものはビジネスを制する。」

と私は思います。

コミュニケーション能力を高め、チームを作ることができれば、
例えば、自分にアイデアがなかったとしても、アイデアマンの仲間がいればビジネスが立ち上がります。
例えば、ビジネスアイデアがあるが資金がない人は、投資家とコラボレートしてビジネスを形にすることができると思います。

しかもコミュニケーション能力は先天的な能力でなく、後天的に努力で身につけることができます。

しかし、コミュニケーション能力だけでは、チームがサークルレベルなってしまいます。
サークルレベルでなく最強のチームになっていくためにはリーダーが欠かせません。

ビジネスで成功し続けるためには、
コミュニケーション能力とリーダーシップを発揮する考え方を身につけることが私は大切だと思います。

華僑のビジネスには失敗がないそうです。
「うまくいかなかったとしても失うのはお金だけ。勇気を失わなければ失敗ではない。」

努力し続ける勇気さえあれば誰でも成功できると私は信じています。

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