はじめての海外ではファーストフード店でポテトすら頼めないひどい英語力だったけど・・・ オーストラリアでホームステイをしたり、何度も海外旅行を繰り返すうちに、つまずきながらも自然と英語力が身に付くようになった。 英語力といってもそのレベルは「ふと、海外に旅行に行っても困らない」くらいのレベルで、あくまでも実用的なもので、資格とか、TOEICとか英検とかはあまり興味がないし、よくわかりません。 そのベースは、前述のオーストラリアでのホームステイや、ほとんど日本語の通じないマ
まえがき クルマ好きな父と性格のよく似た姉。 だけど、弟のぼくはクルマとメカには弱い。 五年前に母が突然亡くなり、姉も、彼氏と別れた傷心から外国へ行ってしまった。残された父、姉のクルマ、そしてぼく。 姉のクルマをぼくが受け継ぎ、父は母と同い年の古いクルマを手に入れ、一緒に面倒を見つづけた。 その1 「こんな炎天下なのに洗車してるのかよオヤジは、ったくようやるわ」 久しぶりに実家に帰ると、といっても2週間ぶりで、クルマで10分とかからないけど、なんだっけな、あのクル
時は1986年で、ぼくには高校生活最後の夏休み、とある合宿に参加して帰る途中のぼくたち男女4人は夜行列車で東京駅に向っていた。 対面の座席にはS君とYさんが座っている。この小旅行の間に、ふたりに恋がめばえるかが、ぼくと彼女のひそかな楽しみだった。 日程は三日間で行先は岐阜県。 青春18きっぷを使い、行きも帰りも鈍行で、宿とかに泊まれるわけではなく深夜に現地着の駅泊で、合宿はその翌日だけで夕方にはもう帰路につき、またもや鈍行列車で車中泊をするという強行軍の旅。 行く時は三
現代教シリーズの第2回は「クスリ至上主義」 現代において、クスリは神様仏様。 疑ってはいけません、信ずるものは救われるのです。 クスリがあればなんでもござれ。 万能のおクスリ様は、あなたの肉体と、そして精神をも健全にたもち、痛みを取り去り、天国をこの世に見たらしめ、死の淵にさまようひとを呼び戻すことができるやも。 能書きのごとく、霊験あらたかに ありがたや ああ、ありがたや ありがたや ▼ 現代教 その1 菌排除主義 除菌派 抗菌派など http://versatil
男たるもの「料理くらいはごく自然にこなしたい」ものです。 別にむずかしいこともありません。 「ご飯がちゃんと炊けて、みそ汁が作れれば」それも立派な料理です。 まず日本人ならこれができればいいと思います。そして、あとは「おかず」があればいいですね。 今どきはスーパーに行けば食材は豊富で、手抜きをしたいなら惣菜で済ますも良いでしょう。 肉も魚も野菜も加工済みのものがありますし、調味料も完成度の高い調合すみの物も多くて、以前より料理に手がかからなくて、「誰でもそれなりの味にたど
某ショッピング・モールを歩いてたときに見つけたコピー。 「ウエルカム・レイン」 何気ないひと言だけど、雨を厄介ものとしてでなく、ウェルカムという肯定の意味でとらえていた事にお商売とはいえ、ちょっと関心。 この日本という国を世界規模で眺めると「日本は雨の島」と言えなくもありません。なので、雨の季節には雨にふさわしい装いで、雨を楽しめばいいのかなと思います。 本記事のほうもよろしければどうぞ!! ▼ 楽しめない雨もありますので警戒も怠らずにいたいですね。
ひさしぶりに長く休暇が取れたので、海外へと赴く。 行き先はマウイ島。 私たち夫婦は何度となく来ており、慣れ親しんだ、とてもリラックスできるところ。 宿とレンタカーだけを日本で手配し、あとは適当に現地調達や、その場しだいでテキトーにという旅のスタイルを確立しつつあった。 今までとちょっと違うのは、当時まだ4ヶ月の息子が加わったこと。(生まれたばかりともいえますね) 乗り物好きの父の遺伝子を受け継いだのか、お初の飛行機のバシネット※の中でもすこぶる機嫌がよさそうで、泣
某アワード用に書いたものを公開します。 「おとぎ話や昔話、民話、小説などをもとに創作したショートストーリー、アレンジやスピンオフ、新釈作品」 とお題にありましたので、オリジナルのストーリーではありませんし、カンの良い方は途中で、 「ああ、あの話の焼き直しか・・」 と結末が見えてしまうキライがあるかもしれませんが、 どうぞお付き合いくださいませ。 「ウェルカム」 今よりもちょっとだけ未来のお話。 若くして成功し、財をなした2人のイケメン青年実業家。 自動運転の
曲っていうのはホント、個人によって解釈はさまざまで、自分の都合のいいように、歌詞が記憶をたどって行き、せつないメロディが心に語りかける。 この曲を聴くと、あの夏の彼女との忘れられない一日が、いまでも鮮やかに心によみがえるんだ。 She was in love with me one day. 「夕陽に別れを告げて~メリーゴーランド」より 彼女はぼくの初恋の人。 いや、厳密に言うと初恋じゃないかもしれない。 それまでに好きになった人も何人か居るし、ぼくのことを好き
時はバブル期 日本の景気=サイコー 僕=最悪の時代 会社(社会)になじめず、女の人ともすっかり縁遠くなってしまっていた。 女性も職場には居るけれど、ここでは男女間を支配している原理が根本的に違うみたいで異次元に迷い込んでしまったみたいだ。。 ・・・ そう、あの晩はまさしく、「 呪われた夜 」 だったんだ。 ・・・・・・ 呪われた夜 日本列島はバブル真っ只中で、景気のとてもいい時代だったけれど、その頃会社に入ってからの僕はというと、すっかり女の人と縁遠くなってし
ニッポンを脱出!! 会社も辞めました!! ハワイにひとり旅立ったはいいけれど、そういえば英語話せたっけ?? 飛行機ってこんなに揺れるもの?? 深夜のワイキキってヤバくない??? カルチャーショックいっぱいのハワイ旅オアフ編 ・・・もしかして出会いなんて・・あったりする!?
・このストーリーはフィクションです。 「あおり運転」だけではなくキケンがいっぱいの昨今の交通事情。 高齢ドライバーの事故もたびたびニュースを騒がせているけど、おなじくご高齢の歩行者にもKYな方がいて信号無視などをよく見かけます。 挙動のフワフワしているスマホのながら運転も迷惑このうえないしキケン。 自転車と歩行者の衝突事故も後をたちません(自転車は道交法では軽車両です) 歩道があるのに歩道を歩かない歩行者もなにか最近多いようです。 そして追い越し車線をマイペースで
サーフィンをはじめてそろそろ2ヶ月。 その年の5月の湘南は比較的波があり、6月も梅雨時期にしては悪くなかった。 レベル的には波がどうこうよりも、とにかく出来ればよかったので、波の質うんぬんよりも、波がある事の方が肝心だった。 しかし、その日は突然やってきた。 梅雨明けで夏到来。 気分はいいけど、波はどフラットで湖のよう。。 毎日海に行っていれば、こんな日もあるのだろうけど、当時は週一サーファーの僕には、信じがたい光景だった。 そして波を求める強い気持ちはおさえられ