人は「WHY?」という動機に共感して行動する。自分の人生の物語を語ろう。
サイモン・シネックという人を知っていますか?
わたしはふと昨日、彼がTEDで話していたことが久しぶりに(たぶん5年ぶりくらい?)また見たくなって、TEDにアクセスしてその公演を見たのだ。
ちなみに「TED」とは、世界中の著名人によるさまざまな講演会を開催・配信している非営利団体です。「ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)」という精神でネットで講演動画を配信しています。
さてわたしがふとまた見たくなったサイモン・シネック氏の動画とは何かといえば下記の動画である(上と下は同じものですが、下はYouTubeです)。
ここで伝えていることをわかりやすく7分にまとめた動画もあるので、時間のない人はこちら(下の動画)を見るといいかも知れません。
さらに追い打ちをかけるように、わたしがいつも拝読させていただいているすさのわさんのnoteの記事にも、似たようなことが書かれていてビックリしたのだ……(◎_◎;)
ひとりひとりの行動のベースには必ず「なぜ?」があります。
なぜそれがやりたいのか?それが自分自身を動かす原動力ですし、また同時に他者と繋がるための共感を生む吸引力(魅力)にもなるのです。
なぜという答えがなく始める人もいますし、やった結果なぜそうしたかったのかがわかることもあると思います。
人は物語に心動かされる生き物だと思います。
ひとりひとりの人生はそれ自体がその人だけのオリジナルな体験です。いいことばかりじゃなく嫌なことも含めて、すべてが「私」という人生の物語の題材ですし、唯一無二、オンリーワンの宝物なのだと感じます。
誰だって優れたリーダーになれる時代。伝えるべきはその人の心の中にともった「なぜ」それがやりたいのかという動機=情熱なのだと感じます。
リーダーにならなくてもいいけど、これからの時代に語るべきことは「自分が何をしたいのか」ということよりも「なぜそれがしたいのか」です。
そこにはあなたの今まで歩んできた人生が見え隠れしているからです。
理論理屈よりも感性の時代です。共感の時代です。インターネットの世界ではリアルに相手が感じ取れないからこそ、この「なぜ」が重要になってくるのだと思います。
手前味噌ですが、わたしのサイトの冒頭に書かれていることはまさにわたしにとっての「なぜ」を伝えています。
あなたの中にある「なぜそれがやりたいのか?」を伝える時代、ひとりひとりの人生の物語を語る時代がやってきています。
ふとサイモン・シネック氏の動画を改めて見たくなったこと、そしてすさのわさんのnoteの記事とシンクロが起きているにはきっと意味があるはず。
わたしも来年はもっとわたしの物語を人に伝えていくようにしようと思っています。