感覚的にとらえる。

私たちはもともと魂です。魂という物質があるのではなく、あなたというエネルギー、波動が存在するだけです。もともとの魂はカタチがないんです。
ですから魂はその存在を目で確認するものではなく、お互いにエネルギーを感じるもの。思考で理解しようとしても無理で、感じることしかできないものなのです。

理由もなく好き、という感覚ってありませんか？
なんとなくそんな気がした、ってありますよね？

つまりあなたの魂、本当のあなたってそこなんだと思うんです。人を好きになるのも一緒で、なんか惹かれる、なんか感覚が似てる、なんか通じるものがある、同じこと考えていた……魂の繋がりとか、ソウルメイトとか、ツインなんとかという表現をしますが、魂が繋がっているのは感覚で感じるしかないんです。後からいろいろと理由をこじつけたりできますけど、きっとファーストインプレッションが真実。なんか……という感覚。本当のあなたが感じていることなんです。

私はずっと「自分と繋がる」ことを探求していますし、提案しています。自分と繋がるということをもっと具体的に表現すれば、「自我」と「神我」（真我でなく、あえてこう表現します）を統合するということです。自我はエゴ、神我はハイヤーセルフとも言います。
地球という星は二元的世界なので、ひとつのものをふたつに分割して存在させる世界です。魂というあなたの波動も、低い周波数の自我（エゴ）と高い周波数の神我（ハイヤーセルフ）に分かれて、この地球上に存在しているわけです。

自分と繋がっている時、人は、喜び、ワクワク、惹かれる、心地いい安心感というポジティブな感情を味わいます。それが自信というものの本質でもあります。その感覚でいる時に、あなたはあなたと繋がっているし、自我と神我が統合されているのです。

思考じゃなくて感覚です。頭じゃなくて心です。

「自分はこれだったんだ！」と頭で理解しようとする気持ちが強いと、きっと終わりのない自分探しジプシーになってしまうと思うのです。
きっと誰もが本当の自分と繋がる時はあるのです。繋がっている感覚もあるはずです。でも思考で理解したいという強い思い、また過去の経験や体験から思い込んでしまっている自分＝ビリーフ（信念）が強過ぎるために、脳が違うと判断してしまうんだと思うのです。

本当のあなた。それはいったい何でしょう？
本当のあなたは無限の可能性を持った波動の存在です。自分と繋がるというのは、無限の可能性と繋がるということです。自分を探すよりも、自分にとっての、喜び、ワクワク、惹かれる、心地いい安心感というポジティブな感情に従って行動してみる。

感じたら動く。考える前に動く。
きっと風の時代は、感じたら動いてみる、というのがコツな気がします。
なんか…、なんとなく…という感じこそ、理由がわからないからこそ、あなた（神我）と繋がっている証拠なんですから。

自分と繋がり自分らしく生きること、自分を信じて進むこと。
それ以外にひとりひとりが役に立つ方法はないと感じています。