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美味しい人参がある日の娘ごはん︰人参の焼きグラッセ

隔週で届く野菜宅配を始めて2回目、葉付き人参が入っていた。わたしより先に昼ごはんに使った広瀬さん曰く「切ったときの香りからして違う」とのこと。暑くなってきた日の夕ごはん、娘さんが美味しくしっかり食べられるように、焼きグラッセをつくろう。

人参をスライサーで線切りにしていく。一本まるごと、しりしりにするときより細かい線切りにして、ボウルの中で塩こしょう(ほんの少し、でもこれで甘みが引き立つので必ず)して片栗粉を加える。一本につき小さじ2くらい。ざっくり粉っぽさがなくなるようにスプーンで混ぜて、バターを引いたフライパンで小さく焼くだけ。香りはグラッセそのもの…いや焦げたカラメルっぽい香ばしさが加わって食欲をそそる香り。

どこで見たレシピだったかもう覚えていないが、娘さんが好きで、しかもグラッセほど時間もかからず大人も美味しいのでよくつくる。少し入る片栗粉がモチモチ感も出しつつ、ちぢみほど重たくない。大人用には少しガラムマサラ(なければカレー粉)を入れたりオリーブオイルやごま油でつくったりとアレンジしてしまうこともあるが、シンプルに塩こしょうとバターだけでつくるのがいちばん美味しい。バターと人参の甘みの幸福感にたっぷり浸ることができる。

ちょっと多いかなと思いながら3つ焼いたのを、娘さんはあっという間に(トレーニング用のお箸を器用に使って)食べてしまった。

鮭ときゅうりのごま和え(焼いてほぐした甘塩鮭とうす切り&塩もみしたきゅうりと和える。ごまたっぷり)、ほうれん草のナムル(お浸しにしておいたほうれん草にごま油をちょっぴりかける)と共に。

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