日記2021.04.20(失敗のこと)

「あなただけ挙動不審だったよ」

いつも通り仕事したあと言われたこの言葉。
一生懸命やっているつもりであった。
その終わりに苦笑いで言われ、とても心が痛かったし、恥ずかしかった。

自分と理想と他人から見た現実との間にはいつも深い溝が刻み込まれている。

人はどれくらい失敗して、恥をかけば自分の納得するまで成長するのだろうか。

世間の人がよく言う「失敗しろ」という言葉は、私は鵜呑みにしてはいけないと思う。
失敗は少ない方が良い。

仕事で何回も失敗してきて、利益を少なくしてきた人から「失敗はした方が良い」なんて聞いたって納得できないし、結局は凄い人が成功を得てから言う「失敗はした方が良い」じゃ、自分の立場との距離がありすぎる。

失敗したくない。
けど、成長したいと願い、挑戦するたびに失敗をする。

苦しい。
いつのまにか傷だらけになっていた部分から中身が出てくる感じがする。

でも、分かっている。
失敗した分、反省をして次に生かすことが最大の成長に繋がると言うこと。
自分を省みて、正しく客観的に見ることで他人と自分と比べ、やっと立ち位置が分かること。
そこから向かうべき方向を向いて、進んでいくと言うこと。

分かってはいる。

でも、辛い。現実を見るのがとても辛い。
がむしゃらにらやっている時っていうのは苦しいけど本当は楽なんだと思う。
ちょっと冷静になって周りを見始めてからが一番辛い。

足掻いても追いつかない目標の人。
次々と現れる壁。
あー、どうしてこうもうまくいかないのか。

でも、きっと明日になれば私はまた頑張るんだろう。
頑張る自分が普通になってしまったから。

恥かいて、苦しんで、悩んで、そしてきっとその先に何か掴めると信じるしかない。
信じられないけど、信じるしか、望んだ結果は出てこない。

ゆっくりでもいい、早足でもいい、前を向いて、一歩でも足を出せるよう、今日は休もう。
頑張れ明日の自分。

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