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Season20振り返り

こんにちは。
メモリーアスリートのYasです。

2月中旬~5月中旬の4か月間、Memory LeagueでSeason20が行われました。
今までSeasonでは準々決勝進出が最高でしたが、今回は初めて準決勝まで進むことができました。

そんなSeason20をデータから振り返りたいと思います。

グループリーグ

まずはグループリーグを振り返りましょう。

僕が所属するDivision1は2グループに分かれており、各グループの上位4人が準々決勝に進めます。
準々決勝の初戦の組み合わせは各グループの1位-4位、2位-3位となるので、準決勝以上を目指す場合はグループリーグを2位以上で通過することが重要になります。

そのなかで、今シーズンは得失ゲーム数の差でグループリーグを2位で通過することができました。
このように得失ゲーム数もかなり重要なグループリーグでは、勝ち方や負け方も重要になってきます。

さて、種目別にデータを出すとこのようになりました。

この中で特に目立っているのがCardsです。
グループリーグは6試合でしたが、全試合で選択し全てパーフェクト、6勝1敗の好成績でした。
間違いなく今シーズンの軸はCardsでした。

また、アグレッシブが大きなテーマだった今シーズンは、守るという戦略をあまり取りませんでした。
Imagesでは特にそれが顕著で、アベレージタイムが13.98sとそれなりに良いタイムでした。
ただ、2/3しかパーフェクトが取れないのでは厳しいので、やはりパーフェクト率が課題です。

課題は他にも山積しています。
Interのアベレージは20は欲しいところですし、Namesもパーフェクト率とアベレージを高めなくてはなりません。
Numbersのパーフェクト率66.7%やWordsのアベレージ46などは論外です。
今後の練習や意識としては、全体的に安定感を高めるような工夫が必要になりそうです。

準々決勝

ここからは負けたら終わりのトーナメント戦なので、一試合ずつ振り返ります。

準々決勝の相手は同じく世界ランク4位のDon選手でした。

お互いの過去一年のベストはこちら。

非常に実力が近い相手ですが、CardsとNumbersが若干有利、Names系が相手有利、といったところです。
WordsやImagesがお互いそれほど差がないので、自分の得意種目をしっかり取ること、そのうえでWordsやImagesで勝負することが重要だと考えていました。

1セット目、5-3で先取。

最初に自分で選んだCardsが思ったより遅くなってしまいましたが、何とか取り切ってのスタートとなりました。
次に相手に選ばれたのはInter。正直Namesが選ばれると思っていたので意外でした。相手の下振れもあり連取に成功します。
その後Numbersも取って3-0まで行きましたが、そこから3連続でミスを連発し3-3になってしまいました。
ただ「3-3までは強気で行く」と決めていたので、かなり気持ちに余裕がありました。

3-3でのこちらの選択ですが、Inter/Names/Wordsの3択でした。
ここで何を選ぶかは事前に決めていませんでしたが、単純に2ゲーム目のInterの感覚が良かったのでInterを選択しました。結果、ベストに近い22を出して4-3に。
次のNumbersもボロボロでしたが、相手のミスもあり1セット目を取ることができました。


2セット目は1ゲーム目のInterで勝てたのが非常に大きかったですね。
Wordsこそ落としたものの、全体通して理想的な展開で勝ち切ることができました。

この試合はInterで全勝できたのが良かったです。
NumbersとImagesの精度があればもっと楽に勝てたと思うので、やはりそこですね。グループリーグと同じ反省になってしまうのが悲しい限り…

ちなみにDon選手のWords 37.54s世界記録でした。速すぎる…

準決勝

準決勝の相手は世界ランク6位のMatteo選手。今最も勢いのある選手です。

お互いの過去一年のベストはこちら。

CardsとNumbersを取って…Wordsワンチャン?
Matteo選手はスピードもさることながら安定感も抜群で、Wordsもほとんど大崩れしません。
正直試合前はあまり勝ち筋が見えませんでした。

これだけでも厳しい状況ですが、さらなる追い討ちが来ます。
試合日前日に体調を崩してしまったのです。(2,3日の間、食事もろくに食べることができませんでした…)
試合日は交渉してずらしてもらえたのですが、練習や調整が全くできない状態で挑むこととなりました。

1セット目、1-4。
練習不足のせいなのか、どこかふわふわしたような感覚でした。
Cardsは何とかパーフェクトを取りましたが、それ以外は感覚もスコアもズタボロでした。

1セット目はCards→Numbersの順番で選びましたが、2セット目はNumbers→Cards(→Inter)の順番で選びました。
Cardsのほうが自信があったので、先にNumbersを処理したいなという考えでした。

そのNumbersは勝てたものの、まさかのCardsでミス。
今シーズン初ミスでした。
ゲームが始まる前に集中しきる前に始めてしまった感じがあったので、もったいなかったです。

結局それ以外の種目も歯が立たず、2セット目も1-4で準決勝敗退となりました。

シーズン総括

シーズン通して良かったところは、全体的にアグレッシブにプレーできたことです。
メンタルが重要なメモリースポーツでは、意外と大事な心持ちなのかもしれません。

一方で、バランス力しか特筆するところがない僕にとって、少しへこんだ種目があると負けに直結します。
今はCards/Images/Numbersはギリ戦えていますが、やはり上位勢との対戦を考えるとInter/Names/Wordsの強化は必須ですね。

当分の間、Cards/Images/Numbersはタイムの向上、Inter/Names/Wordsはスコアや安定感の向上がテーマになりそうです。


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