3度めの正直
恥ずかしげもなく結婚写真を。。。
昨年3度めの結婚生活が3年めを迎えた。(ちなみに妻は初婚である。)結納も披露宴もすることはなかったが、親しい友人間でパーティをしてはどうか?といったお声がけはあった。
考えなくはなかったが、私たちでセットするにせよ、どなたかにお願いするにせよ、気を遣うことの方が多いということになり、披露宴的なものはしなかった。しかし、初婚の妻いわく、写真だけは撮って、家族には送りたいとのこと、3年めにしてようやく実現した次第である。妻49歳、私47歳の時の写真なんで比較的近景といってよいだろう。
婚歴
私は、これまでに3回結婚している。1度めは20代、5年近く付き合った相手と結婚、15年めで離婚した。結婚翌年に産まれた娘は既に成人している。
2度めは不惑の時、出会って半年で入籍、1年半後に離婚した。文字通りスピード婚&離婚である。あえて離婚理由を書く気はない。互いに言い分があるのは間違いないが、ここで書くと、どう頑張っても自分本位の内容になるのは避けられないからだ。
3度めの結婚は不惑半ば近くになってである。1年半ほどの交際期間(うち8か月ほどの同居期間含む)を経て、元旦に入籍した。紅白見終わってから
一緒に区役所に婚姻届を出しに行った時を一生忘れないと思う。(過去2回の婚姻届、離婚届共に私が役所に出向くことはなかった。)
3度めの結婚で変わったこと
正直、再び結婚することになるとは思ってなかった。しかし、籍を入れた方が責任や自覚が認識できるのではないかと思っていたのも事実である。
結果として、これまでの結婚と違い大きく変わった部分がある。
1.早く帰宅する
2.呑みの誘いは予め約束したもののみ参加、当日急の誘いは100%の確率で断る
3.外食が激減
4.オシャレ度が向上(自画自賛?)
5.指輪をするようになる
6.とにかくよく笑う
早い帰宅
妻も忙しいはずだが、こまめな掃除だけでなく、インテリアや植栽にも気を配ってくれているおかげで自宅そのものの居心地がいい。かつ自室は自身の好きに使わせてもらっているので、個人の居場所(逃げ場所)も確保されている。よって自宅以外に心地よいスペースを求める必要がない。自室が確保されているというのは、非常に心強いものであるものの、あまり自室にいることはない。1日当たり30分いるかいないかである。それほど自宅全体の居心地がよい。在宅時間が長くなったと考えている。
飲み会、外食が激減
急な当日の誘いはよほど行きたい場合を除き断るようになった。急でなくても行きたいものしか行かなくなった。それよりは早く帰宅して、妻の手料理を食べながら飲んだくれている方が遥かに楽しい。
元々一人呑みも好きで、お気に入りのお店を徘徊していたものだが、そのモティベーションも沸かなくなってきた。
飲み会自体も大好きで、週2ベースで繰り出した飲み会が月1ベースになった。外食も妻を伴う外食が月1程度、ちなみにランチの弁当は妻が作って
もらっている。おかげで1日500円も使わずに生活することもある。
オシャレ度向上
いささか言い過ぎかもしれない。が、これまでの結婚と比べ、私の服選びは全面的に妻の意向が働くようになった。
だが、そこがポイントではない。なんというか非常に清潔好き、メンテナンス好きなのである。妻の家事能力が最も高いと思っているのはそこである。
長年、ワイシャツは形状安定タイプのシャツを愛用している。が、必ずアイロンがけをしてくれる。洗濯する際は、洗面台に水を張り、首回りと袖回りを念入りに手洗いしてから洗濯機に入れる。びっくりしたのはTシャツ類にもアイロンを当ててくれることである。
オシャレ度向上というのは、センス向上というよりも、常にベストな状態で服を着せてもらっている、いわば快適度向上といってよいだろう。
指輪をするようになる
過去の結婚生活では指輪をつける習慣がそもそもなかった。20代の時、いきがって喜平のネックレスをつけたら、アレルギーを起こしたトラウマもあり、指輪もつけようと思わなかったし、腕時計も苦手だった。
しかし、学生時代の親友いわく「指輪をしていることで守るべき家族がいる自覚が持てる」の言葉を機に、夫婦ともに指輪をするようになった。
ちなみに妻の指輪は私がつけることがあるのだが、その度にプロポーズの言葉を言わされる。。。
笑いが絶えない
どうやって身に着けたのかは不明だが、妻は根から人を楽しませることが好きなんだと思う。こちらが何を喜び、何に怒りを感じるのかよく理解している。
取るに足らないように見えることでも爆笑していることも少なくない。おかげでこちらが釣られて一緒に爆笑していることが増えた。
本当に理想としていた家庭の姿
遅きに失したのかもしれないが、3回も結婚してようやく理想と感じる家族を手に入れているのかもしれない。1度め、2度めを全く否定する気はないが、在宅時間にせよ、外呑みの回数にせよ、これまでの結婚生活の比にならないのは確かである。
なんとなく、今の結婚をするまでは一人で生きていくこともできるような気がしていたが、とんでもない誤解であったように感じる。むしろ一人で生きていけそうなのは妻の方だろう。
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