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いつか本当の自分が壊れてしまう前に。

私は、大学二回生の頃から鬱病に悩まされている。気づいた頃には不安障害もあり精神的な悩みを感じながら日々生きている。

普段はあまり元気で明るいタイプの人間ではなく、できれば静かに一生を終えたいと思っているタイプの人間である。だが、仕事をする時は別の自分を演じ、元気で明るい人として接している。
一人の日は静かに、仕事の日は別の自分を演じるように。
その二人の自分の高低差がより心に負担をかけてくる。

別の自分を演じたあとは生きることが辛いと思うことが多々ある。
運動をあまりしない人が運動をすると次の日に筋肉痛になるのと同じようなものだ。
反動で心に痛みとだるさ、そして虚無感。さらには吐き気まで押し寄せてくる。

他人にいいようにみられたいという願望はない。しかし、仕事をする上では人とは上手に接していかなければならない。そのためには本当の自分ではなく、心を削ってでも別の自分を演じることが必要なことなのだ。正直、そこまでしなければ生きていくことができない自分にも社会にも残念である。

いつか心を削り続け本当の自分が壊れてしまう前にもう一度自分に向き合う時間が必要なのかもしれない。


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