肥満に関するnoteを始めて1年ほどが経った

●前置き
 約1年前まで、94kgあった。ピークでは99kgを記録していたし、気付かぬうちに100kgを超えていた時もあったはず。現在はなんとか45kg減量し、ひとまず緩めのダイエットに切り替えることに。せっかくだから、メモ代わりにnoteにダイエットにまつわる記録を残しておこうと思う。

 このnoteを始めて、ちょうど1年ほど経つらしい。以前「定期的に更新しよう!」と意気込んだはいいものの2つ投稿した時点で飽きて放置したアカウントがあるので、それに比べると、1年。大違いだ。

 noteをはじめたのは、ダイエットを始めて以降、一番体重が減ったことがきっかけだったと思う。痩せたことによる周りの反応や、自分自身で気づいた身体の変化、あとは過去にあった肥満絡みの腹が立つ出来事など、これは書き留めないと忘れてしまうだろうな、と思ったからnoteを書くことにしたんだった。

 早いもので、いわゆる普通体型に落ち着いてから1年が経ったことになる。そうなると、どうしたって痩せたばかりの頃の新鮮さは薄れていく。いや、もちろんいまだに誰かに褒めてもらったり、ファッションやメイク関係で快適に過ごせることはありがたいけれど。

 人生において半分以上が肥満体だった身からすると、痩せているこの期間はまぁまぁの軌跡みたいなものだと思う。それなのに奇跡を奇跡とありがたがらず当たり前のように享受しているとは何事だ……??という感じなので、やはりこのnoteをたまに見返すようにしている。

 痩せたことで受けたハッピーな出来事や誰かへのありがたみ、そして同じくらいに忘れないようにしたい、太っていたせいで受けた腹立たしい出来事……これらをnoteに記しておくことで、初心忘るべからずというかよしまだまだダイエットを続けるぞ!という気持ちになれる。

 ダイエットを開始し、最盛期にはかなり無茶なダイエットをしていて、それは一生続けられるものではない、と食事量を増やして筋トレを増やすなどの方針転換もあった。

 体重は少し増えたものの、筋トレのおかげかたるんでいた二の腕が少し綺麗になり、さらになかなかへこまなかった下腹が徐々にへこんできた。

 noteを始めた当初は「断食こそが一番痩せる!」と思い込んでいて、まぁそれは確かにそうなんだけど、食を制限するダイエットはいつかガタがくる、ということも身をもって学んだ。

 この1~2年で人生で始めてダイエットに打ち込んだけど、学んだことはやはり「自分の身で体感しないことには何も分からない」ということ。当たり前すぎるけど、これをぶくぶくぶくぶく太っていた時期には理解していなかった。

 だから誰かのダイエットブログや日記を見て、一番楽で取り組みやすそうな部分だけすくってトライして、結果が出せずに何度も何度も失敗してきた。

 だけど、例えば糖質制限が全く意味を為さない体質の人もいるだろうし、1回の断食で危険な状態に陥る人もいるだろうし、仕事や家庭の問題で筋トレはできない人もいるだろう。

 自分の体質やライフスタイル、性格と合わせて試行錯誤してみないことには、ダイエットは結局始まらないんだなぁと。

 こんなことを書いた1年後にはまた考え方も変わっているかもしれない。リバウンドしたり、逆にまた無茶なダイエットを始めたりしている可能性もある。

 1年後が楽しみなような、怖いような。それまでまだこのnoteを続けられていますように。

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